ノブコブ吉村、罰ゲームは“芸人としての武器” コンプラ厳しい時代も「笑ってくれている人はいる」

お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇が4日、自身が企画したライブ『罰ゲーム倶楽部』の取材会に出席。罰ゲームに対する思い、リアクション芸人の後継者問題について熱弁した。

取材会に出席した平成ノブシコブシの吉村崇【写真:ENCOUNT編集部】
取材会に出席した平成ノブシコブシの吉村崇【写真:ENCOUNT編集部】

大阪・東京で自身考案の新イベント『罰ゲーム倶楽部』を開催

 お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇が4日、自身が企画したライブ『罰ゲーム倶楽部』の取材会に出席。罰ゲームに対する思い、リアクション芸人の後継者問題について熱弁した。

 本公演は、すごろくとバラエティーの定番・罰ゲームを融合させた、インバウンド・海外への展開を見据えた斬新なエンターテインメント。7日に大阪・よしもと道頓堀シアター公演、28日に東京・グレースバリ銀座公演が開催される。

 プレイヤーとしてイベントに参加する吉村は、開催経緯について「地上波用に罰ゲームを開発している会社があるのですが、めっきり仕事が無くなっていると聞いた。でも新作は開発しているし、新しいアイテムも増えている。マネジャーと話したら、『アメリカで罰ゲームが流行っているらしい』と聞いて、罰ゲームをすごろくにしたら行けるのではないかというのが最初のきっかけです」と説明した。

 さらに「昨今、お笑いがネタだけを評価されている素晴らしい風潮なんですが、その中でどうしても生き残れない人間がいる。我々はただただ2時間弱、すごろくで罰ゲームをやるだけ。お客さまには、それを見て笑って、お酒を飲んで飯を食べてもらう。上品なのか、下品なのか分かりませんが、そういったライブになっています」と述べた。

 大阪公演には、千葉恵(パピヨン)、益田康平(カゲヤマ)、東京公演には、おしみんまる、ハザマ陽平(イシバシハザマ)、根建太一(囲碁将棋)、益田、青木マッチョ(かけおち)が出演し、MCはキクチウソツカナイ。が務める。期待している次世代のリアクション芸人を聞くと、「恐ろしい話で新人が出てこない」と答え、リアクション芸人として第一線で活躍するパンサー・尾形貴弘の名前をあげ「尾形さんは俺より年上ですから、早めに新人を育成しないと、我々が死んでしまう可能性がある」と危機感を露わに。「だから新人を育成して送り込まなくてはならないという使命があります。本当に人生が終わりかけているメンバーが、なんとかお笑いで生き残っていこうという魂を見て笑っていただきたいです」とアピールした。

 コンプライアンスが厳しい昨今だが、「かつてのバラエティーの罰ゲームも学校で真似してしまうのではないかと厳しく規制がかかっていた。でも無くなってきている。これ以上はプロの領域、プロ以下の方はここまでですよ、というのを見せられたらと思っています」と話し、「(以前は)やって『ダメです』と言われて方向展開をした。今はコンプライアンスが手前に来てしまっているから、『これはやめよう』となってやらないだけ。たぶん『罰ゲーム倶楽部』も怒られます。怒られたらすぐに引いて、変えていこうと思っています」と言及した。

 罰ゲームの変化については、「今は怪我が無いように、ヘルメットを被ったり、サポーターを付けたりする。でも、逆にそっちの方が怪我をするんです。動きが制限されて、受け身がとりにくくなる。見ている人は、そっちの方が安全なんだろうなと思いますけど、もっとギリギリを行きたいですね」とコメント。「吉村さんの芸人人生にとって罰ゲームとは?」と問うと、「なくてはならないものですね。芸人の武器として身に着けてしまった。『古い笑いだ』と言われたら、そうかもしれませんが、でも笑ってくれている人はいるので、やってみる価値はあると思います。あんなに嫌だったのに今は首ったけです。どうしたら自分が苦しむかを考えてしまうんですから」と苦笑した。

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