千鳥・大悟、カンヌの長拍手は「5分超えるとおもろなってくる」 綾瀬はるかとの膝枕シーンを自画自賛「相当すごいこと」

俳優の綾瀬はるかと、お笑いコンビ・千鳥の大悟が29日、都内で行われたダブル主演映画『箱の中の羊』(29日公開)の初日舞台あいさつに子役の桒木里夢、是枝裕和監督とともに登壇。フランス・カンヌでのエピソードなどを語った。

初日舞台あいさつに登壇した綾瀬はるか(左)と千鳥の大悟【写真:ENCOUNT編集部】
初日舞台あいさつに登壇した綾瀬はるか(左)と千鳥の大悟【写真:ENCOUNT編集部】

ダブル主演映画『箱の中の羊』初日舞台あいさつ

 俳優の綾瀬はるかと、お笑いコンビ・千鳥の大悟が29日、都内で行われたダブル主演映画『箱の中の羊』(29日公開)の初日舞台あいさつに子役の桒木里夢、是枝裕和監督とともに登壇。フランス・カンヌでのエピソードなどを語った。

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 第79回カンヌ国際映画祭・コンペティション部門に正式出品された同作。大悟は、映画初主演でカンヌの地を踏んだ。現地での約9分におよぶ上映後の拍手を振り返り、「日本であれだけの長い拍手は体験したことない。なんか、本当にうれしいんですよ。一生懸命やってきたし、監督がどれだけのことを注ぎ込んできたのかも分かるから、あの拍手相当うれしいんですけど、やっぱりどっかで5分くらい超えると、おもろなってくる(笑)」と告白。「『これ、いつまで続くんだろう』と。最初感動。『すごいな。すごい歓声だな』と。『いつまでやんねん?』。『おもろい』になる」と述べた。

 同じくカンヌの拍手が恥ずかしいという是枝監督は「(樹木)希林さんに怒られるんだよね。『物欲しげに手を振るな』と言われたことがあって、その声がどこからか聞こえてくる。それで『このへんで』という感じになる。でも、スタッフもたくさん来ていたので、とても温かい拍手で、いい時間でした」とほほ笑んだ。

 大悟は、現地で綾瀬をエスコートにしたことに触れて「見事エスコートすることができました。日本に帰ってきて『大悟さん、すごいですね。綾瀬はるかさんをエスコートして』と、ものすごい言われる。わし、46(歳)で右手くらい上がるのよ。そりゃあ。いかに大悟ができないと思われていたのか」と笑った。

 綾瀬は「すごい紳士的に、毎回ピョコッと手を出していただいて、とても安心感があった。『大悟さん、ちゃんと手を出して偉いな』と思った」と白い歯を見せた。大悟は「帰ってきて何度もこの話されるんですけど、『大悟の手が緊張でビシャビシャだった』と絶対言わない。そのへんはすばらしい」と綾瀬をたたえた。

 是枝監督は現地で「今回はけっこうリラックスしていました」と言い、「レッドカーペットの正面に(千鳥の)ノブさんがいた。(企画の一環などで)とんでもない衣装とメイクでいらっしゃったんですけど、大悟さんから『ぜひ無視してくれ』と言われた。無視するには相当強烈な存在感があったんですけど、逆にそれが良かった気がします」と話した。

 上映後の同会場では、劇中で大悟が綾瀬に膝枕されるシーンが話題に。大悟は「綾瀬はるかに膝枕されて、照れていない大悟はすごいですよ。あそこでニヤつかないのは、相当すごいことですよ。これだけは言っておきたい。旦那としてのニヤつきはありましたけど、個人的な男とのニヤつきは消した。そこは評価していただきたい」と訴えた。

 同シーンは、実は綾瀬が台本の一部を意図せず省略したことも明らかに。是枝監督は「(予定の進行より)早く膝枕をすることになっちゃって、大悟さんは戸惑ってるんですけど、カットをかけるまで綾瀬さんはぜんぜん気づかず。やってみたらそのほうが自然というか、『こっちのほうが面白いな』と思って、それを使いました。NGテイク」と告白。大悟は「だからニヤニヤしていないのかもしれない」と冗談を飛ばし、会場の笑いを誘った。

 同作は、『万引き家族』(2018年)で第71回カンヌ国際映画祭の最高賞パルム・ドールを受賞した是枝裕和監督の最新作。日本映画としては約8年ぶりのオリジナル脚本作品。“少し先の未来”を舞台に、建築家の甲本音々(こうもと・おとね、綾瀬)と、その夫で工務店の2代目社長の甲本健介(こうもとけんすけ、大悟)が、亡き息子・甲本翔(こうもと・かける、桒木里夢)の姿をしたヒューマノイドを迎え入れ、再び家族として人生を歩む様を描く。

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