歌謡曲からジャニーズまでヒット曲の秘密は「思い付き」68歳編曲家・船山基紀の流儀
名曲のアレンジは「主義主張のない」姿勢から生まれ、有名アニメソングは「なんとなく思い付いちゃった」――。「勝手にしやがれ」(沢田研二)から「シンデレラガール」(King & Prince)まで手がけた編曲家の船山基紀氏(68)と、新世紀エヴァンゲリオンの主題歌「残酷な天使のテーゼ」やWinkの「淋しい熱帯魚」に携わった作詞家の及川眠子氏(59)がこのほどトークショーを開催し、ヒット曲をつくる秘訣を語り合った。日本の歌謡、J-POP界を支えてきた音楽職人の信念には、“こだわりのなさ”が貫かれていた。