&TEAM、初ドーム公演決定…JO感慨「夢みたい」 グループ最大規模のアジアツアー開幕【ライブレポ】

9人組グローバルグループ・&TEAMが13日、神奈川・Kアリーナ横浜でアジアツアー「BLAZE THE WAY」をスタートした。4月21日にリリースした3rdアルバム『We on Fire』で、3作連続グローバル累計ミリオンを達成。その勢いで今ツアーは、昨年のアジアツアーからさらに都市を増やし、グループ最大規模となる。この日は3時間に渡って25曲を披露。初ドーム単独公演の決定も発表し、ファンを歓喜させた。

アジアツアー「BLAZE THE WAY」をスタートした&TEAM【写真:(C)YX LABELS】
アジアツアー「BLAZE THE WAY」をスタートした&TEAM【写真:(C)YX LABELS】

9月に埼玉・ベルーナドーム公演2Days

 9人組グローバルグループ・&TEAMが13日、神奈川・Kアリーナ横浜でアジアツアー「BLAZE THE WAY」をスタートした。4月21日にリリースした3rdアルバム『We on Fire』で、3作連続グローバル累計ミリオンを達成。その勢いで今ツアーは、昨年のアジアツアーからさらに都市を増やし、グループ最大規模となる。この日は3時間に渡って25曲を披露。初ドーム単独公演の決定も発表し、ファンを歓喜させた。(取材・文=生島まき)

 ツアー初日を待ちわびていたLUNE(&TEAMファンの総称)がKアリーナ横浜へ集結し、開演前から場外に人があふれていた。会場内も独特の高揚感に包まれていた。

 定刻。会場がゆっくりと薄暗くなると同時に、メンバーを呼ぶ歓声が響き渡った。雷鳴のようなごう音と、闇夜に走る爪痕のようなグリーンの光線。まるで映画のオープニングのような緊張感が漂っていく。そして、客席側からゆっくりと花道のセンターステージへ上っていく姿が浮かび上がった。中央で振り返ったその人物は、K。瞬間、悲鳴にも似た歓声が上がった。

 続いてメインステージには残る8人も登場。激しい特効が爆発すると同時に、9人はステージへ倒れ込むも一斉に立ち上がり、1曲目『Back to Life』をスタート。韓国デビュー曲の日本語バージョンで、サイバーパンク感漂うブラック衣装で披露。闇を切り裂くような激しいダンスで観客をひきつけた。

 続く『Lunatic』『War Cry』では、パフォーマンスの熱量が加速した。そろったフォーメーション、高速で切り替わる立ち位置、息を飲むようなシンクロ率。派手な特効演出も惜しみなく放たれ、会場のボルテージは序盤から一気に最高潮へと達した。

 クールで張り詰めたステージを見せた直後、MCでは一転して柔らかな空気になった。EJが「Make some noise!」と叫ぶと、FUMAは「お待たせしました、&TEAMです!」、YUMAは「LUNE、会いたかったよ」と笑顔を見せる。JOは「久しぶりに一緒に楽しみましょう」、HARUAも「会いたかったです、お久しぶりです」と優しく呼びかけた。

 さらにKは、「会いたかった人~! 久しぶりにやってもいいですか?」と切り出し、「かっこいい、かわいい、キングのKです!」とおなじみの自己紹介を披露。久々の“定番挨拶”に、会場からは大歓声が上がった。

 MAKIが「今日のテンション最高ですね!」と盛り上げた直後には、思わぬハプニングも。NICHOLASが「お久しぶりです~! &TEAMのKです」と自分をKと言ってしまい、メンバーと観客も爆笑。すかさずTAKIが「2回目のアジアツアー、盛り上がっていけますか~!」とフォローし、チームワークの良さを感じさせた。

 Kは「最初に1人で登場した瞬間、すごく緊張しました」と本音を明かしながら、今回のツアータイトル『BLAZE THE WAY』について、「誰も歩んだことのない道を切り開いていく、という意味を込めました。長い旅路を一緒に歩んでいきましょう」と呼びかけた。そして、4曲目に、1stミニアルバム収録曲『Rush』を初披露。その後は、9人を“狼”に見立てたストーリー性あるVTRを挟みながら、中盤まで怒とうのパフォーマンスを展開した。

 &TEAMは、BTSの生みの親であるパン・シヒョクがスペシャルアドバイザーを務めたオーディション番組から誕生したグループ。2022年のデビューからここまで、ミリオン達成、『NHK紅白歌合戦』、台湾の紅白『超級巨星紅白藝能大賞』出演など、存在感を示している。最大の武器は、キレのあるハードダンス。この日も一糸乱れぬフォーメーションから、それを見せ続けた。

 9曲目『Go in Blind(月狼)』では、真っ赤な惑星を思わせる映像を背負いながら爆発的なパワーで圧倒。『ホットライン』では、カラフルでポップな衣装にチェンジし、「みなさん、一緒に歌いましょう!」の声とともに、メンバーたちはセンターステージへ飛び出し、観客と合唱した。YUMAが「『HOT! HOT! HOT!』って、お腹に力を入れて歌ってください!」と呼びかけ、会場が一つになった。

 そこからはメロディアスなパートへ。『青嵐』『オオカミ系男子』と続き、キュートでさわやかな魅力も全開にした。さらにTAKIが携帯電話を取り出し、「次の曲を決める」という演出も。ランダムに流れた先で披露されたのは『MISMATCH』。R&Bテイスト漂うメロウな楽曲では、それまでとはまた違った大人っぽい表情を見せた。

 JOは、「今回はLUNEのみんなに新しい姿を見せようと、たくさん会議して準備しました」と明かし、EJも「今回はパフォーマンスだけじゃなく、一つの作品として見てもらえたらうれしいです」とコメント。今回から新しく制作したカスタムマイクについて語る場面もあった。MAKIは20歳になったことをきっかけに深紅カラーを選択。TAKIは“最近ピンクにハマっている”とピンク色のマイクを披露した。

 NICHOLASは宇宙をイメージしたブラック×ラインストーン仕様、HARUAはミントカラー、YUMAは「尊敬する先輩」に憧れてパープルを選んだという。FUMAは「鏡代わりにできるようにシルバー仕様にした」と説明。想像以上にマイクトークで盛り上がってしまい、Kが「次いきましょう(笑)」と仕切る場面もあった。

 後半では、炎やレーザーが次々と放たれる中、進化した歌唱力とダンスを披露。「これから僕たちだけの特別な春を届けます」から始まった『五月雨』では、一転して繊細な空気に。揺れるペンライトの光、切ない歌詞、感情を込めた歌声。激しいダンスだけではない、&TEAMの“歌”の魅力が際立つ時間となった。

初の単独ドーム公演開催も発表された【写真:(C)YX LABELS】
初の単独ドーム公演開催も発表された【写真:(C)YX LABELS】

8月にはロサンゼルスで米初ステージ

 そして、ラストはミリオン達成3作目の『We on Fire』。真っ赤な炎演出の中、9人は全身全霊で感情をぶつけた。アンコールでは、白Tシャツ姿で9人が再登場。アリーナを練り歩きながら、ハイタッチ、ハートポーズ、グータッチなど、惜しみないファンサービスを届けると、初の単独ドーム公演開催が発表された。

 アンコール公演として、9月5日、6日に埼玉・ベルーナドーム公演も開催決定で観客は歓喜。Kは、小指を掲げながら「約束を守りました」とコメント。「去年、“必ずドーム公演をやります”と言った約束を守れました。規模が大きくなっても、夢を抱いていた頃の気持ちは忘れずに、音楽に真摯なグループでいたいです」と宣言した。

 JOは「ドーム公演は夢みたいです。LUN棒でいっぱいになる景色を早く見たい」と笑顔を振りまき、ダブルアンコールで『桜色Yell』と『FIREWORK』を披露してツアー初日を終えた。

“Japan to Global”を掲げる&TEAM。今回のツアーでは、台湾・台北、韓国・仁川、中国・香港、タイ・バンコクでも公演を開催し、8月に米国・ロサンゼルスで開催の大型音楽フェス「KCON LA」への出演も決定している。初の米ステージで、9人は「世界の&TEAM」になるべく、着々と歩を進めていく。

次のページへ (2/2) 【写真】&TEAMの個別カット
1 2
あなたの“気になる”を教えてください