山村紅葉、65歳で小説家デビュー 母は“ミステリーの女王”作家「血を感じていただければ」

俳優の山村紅葉が、初小説『祇園の秘密 血のすり替え』(双葉社)を6月17日に発売することが12日に発表された。2時間ドラマなどで長年活躍し、“サスペンスの女王”として知られる山村が、65歳で小説家デビューを果たす。

山村紅葉【写真:(C)Momiji Yamamura2026/双葉社】
山村紅葉【写真:(C)Momiji Yamamura2026/双葉社】

6月17日発売の本格京都サスペンス『祇園の秘密 血のすり替え』

 俳優の山村紅葉が、初小説『祇園の秘密 血のすり替え』(双葉社)を6月17日に発売することが12日に発表された。2時間ドラマなどで長年活躍し、“サスペンスの女王”として知られる山村が、65歳で小説家デビューを果たす。

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 本作は、京都の花街と歌舞伎界を舞台に、「家」「血」「才能」を巡る人間ドラマを描く本格京都サスペンスとなっている。

 母は“ミステリーの女王”と称された作家・山村美紗さん。本作は、美紗さんの没年でもある65歳という節目の年齢で、娘である紅葉が世に送り出す特別な意味を持つデビュー作となる。

初小説『祇園の秘密 血のすり替え』を6月17日に発売【写真:(C)Momiji Yamamura2026/双葉社】
初小説『祇園の秘密 血のすり替え』を6月17日に発売【写真:(C)Momiji Yamamura2026/双葉社】

 物語は、歌舞伎の名門と祇園の老舗置屋を舞台に展開。由緒ある家に生まれた人間たちが背負う宿命と選択を軸に、伝統を守るための決断が次の世代へと思わぬ影響を及ぼしていくという。京都という土地ならではの閉鎖性や人間の欲望、葛藤が交錯する濃密な物語になっている。

 作中では「この子は、誰の子や?」という一文をきっかけに、生まれた瞬間に書き換えられていた運命と、“血”を巡る秘密が描かれる。ちりばめられた伏線がラストで一気に回収される構成も見どころの1つだという。

 山村のコメントは下記の通り。

「パソコンではなく、母と同じように原稿用紙にペンを走らせていると、20才にお茶屋さんで舞妓ちゃんの舞を見た日、歌舞伎役者さんが家にいらした日など、母との想い出が次々とアイデアをくれました。読んで“母の血”を感じていただければ、とても嬉しゅうございます」

次のページへ (2/2) 【写真】山村紅葉の初小説『祇園の秘密 血のすり替え』書影
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