高橋一生、4時間の特殊メイクで老人に「朝の2時に起きて6時出発」撮影の裏話披露
俳優の高橋一生が10日、都内で行われた映画『脛擦り(すねこすり)の森』(公開中、渡辺一貴監督)の公開初日舞台あいさつに、蒼戸虹子、黒崎煌代、渡辺一貴監督とともに登壇。撮影を振り返った。

ホテルですれ違うと違和感「あれ、若くなった?」
俳優の高橋一生が10日、都内で行われた映画『脛擦り(すねこすり)の森』(公開中、渡辺一貴監督)の公開初日舞台あいさつに、蒼戸虹子、黒崎煌代、渡辺一貴監督とともに登壇。撮影を振り返った。
同作は、荒木飛呂彦の人気コミック『岸辺露伴は動かない』シリーズを実写化した渡辺監督が手掛ける初のオリジナル作品で、岡山に伝承される妖怪・すねこすりをモチーフに、美しも残酷な愛の物語を描いた。
主演を務める高橋は、森の奥深くで暮らす<謎の男>を演じる。高橋にオファーをした理由について、渡辺監督は「とあるNHKの番組で、一生さんが『すねこすりが好きです』と言って番組が終わったものがあった。それで、一生さんに老人をやっていただいたら、さらに深みがある作品になるんじゃないかと思ってお声がけさせていただいた」と明かした。
高橋は、この発言のことを「はっきり覚えている」と言い、「通行人の邪魔をして人を転ばせるって、どういう存在意義か謎だった。なぜ脛なのか、なぜ擦るのか、僕の脳みそはそういうことにひっかかってしまう、気になってしょうがないってのは子どもの頃からありました」と振り返った。
老人になるための特殊メイクにはかなりの時間を要したという。高橋は「朝の2時に起きて、4時間メイクして6時出発。みたいな形を毎日していただいた」と撮影の裏話を披露した。黒崎と芦戸は、特殊メイク後の高橋に会うことのほうが多かったという。黒崎は「いつも老人のときを見ているので、ホテルですれ違うと『あれ、若くなった?』って……(笑)」と笑うと、高橋は「あと2年もすればあの形になるよ」と冗談で応じた。
トークでは、高橋が蒼?と?崎のことを「新しい楽器」と例えていたという話題も上がった。これについて、高橋は「声もですが、そこに存在しているあり方みたいなところが、とても美しい楽器だなと。この年代特有の真っ直ぐさがお芝居ににじみ出ると思う。『お芝居を初めてやったんだ』って輝きは永遠に戻ってこないと思っていますが、そういったものをお2人の中から常に感じていた」と説明。これに、黒崎は「光栄です」と喜び、「高橋さんを楽器に例えると、一流の方に愛用されているなんちゃらバリウスみたいな……」とまさかの例え返し。高橋は「ストラディバリウスね」と笑みを浮かべていた。
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