BTS&TXT発掘の仕掛人が選んだ日本人5人・VIBY、韓国での試練2年を初告白「泣きました…スキル見せたい」

BTS、TOMORROW X TOGETHERら多くのK-POPグローバルスターの発掘・新人開発に携わってきたキム・ミジョン氏による新レーベル「Rii.MJ(リ・エムジェイ)」が立ち上がり、全員10代の日本人ボーイズグループ・VIBY(バイビー)が3月18日にプレデビューした。メンバーは5人で今後、さまざまなサポートでスター街道を歩む展開が計画されている。今年8月31日には東京・日本武道館でのデビューショーケースを開催予定。ENCOUNTはそんな希望に満ちた5人にとって、初のインタビューを行った。

プレデビューしたVIBY。前列左からRENKI、KOTARO。後列左からIO、RYOHA、AKITO【写真:舛元清香】
プレデビューしたVIBY。前列左からRENKI、KOTARO。後列左からIO、RYOHA、AKITO【写真:舛元清香】

8.31日本武道館でのデビューショーケース

 BTS、TOMORROW X TOGETHERら多くのK-POPグローバルスターの発掘・新人開発に携わってきたキム・ミジョン氏による新レーベル「Rii.MJ(リ・エムジェイ)」が立ち上がり、全員10代の日本人ボーイズグループ・VIBY(バイビー)が3月18日にプレデビューした。メンバーは5人で今後、さまざまなサポートでスター街道を歩む展開が計画されている。今年8月31日には東京・日本武道館でのデビューショーケースを開催予定。ENCOUNTはそんな希望に満ちた5人にとって、初のインタビューを行った。(取材・文=生島マキ)

 VIBYは、Voyage Into Bright Youthの略で「輝く青春の旅路」を意味するグループネームだ。プレデビュー曲は、Crystal Kayの名曲『恋におちたら』のリメイク。Crystal Kayが歌った「恋愛」の物語をVIBYは「友情」と再解釈し、「5人が集まり、一つのチームになっていく物語」として届けるという。

 5人については、デビュー前から密着したドキュメンタリー番組が3月25日からABEMAで配信開始。まずはその素顔を知るべく、チャームポイントを含めた自己紹介をしてもらった。

AKITO「北海道出身の17歳です。特技はセルカ。あまり盛れない日でも、なんとか盛れる角度を探し出すのが得意です。自分のかっこいい角度をすごく勉強してます」

RYOHA「石川県出身の16歳です。僕のチャームポイントは、メンバーの中でもだいぶ明るい性格。盛り上げ役です」

RENKI「兵庫県出身の18歳です。ヘアスタイルを考える時、よく『RENKIは目を出した方がいい』と言われるので、目がアピールポイントなのかなと想像してます」

IO「京都府出身の18歳です。僕はリーダーとして、みんなの意見をまとめる役です。レッスンでは『こういう練習をしよう』と提案したり、団体行動などをまとめたりする役割ですね」

KOTARO「北海道出身の15歳です。僕は5歳からずっとダンスをやってきたので、ダンスが得意です」

 続けてリレー形式で別のメンバーの魅力を聞くと、こうなった。

AKITO「RYOHAはやっぱり明るいところですね。みんなが疲れていても、RYOHAがいると場が明るくなります。でも、ここだけの話、2年くらい一緒に練習している中で、反抗期というか、思春期もありました」

RYOHA「それ、ちょっと自分でも分かっていた部分もあるので、少しずつ気をつけるようにしていたら、今はもうなくなりました(苦笑)。RENKIくんなんですけど、とてもいい意味で真面目。宿舎に帰っても一人でずっと練習していたりして、集中力と忍耐力がすごいです。IOくんがいない時は、副リーダーもやっています」

RENKI「IOは、ハーフっぽいのにハーフじゃないんです。みんなが『IOくんはハーフ』って聞くんですけど、実は日本人です(笑)。そして、僕と同じ関西出身ですごくおしゃべり上手な頼れるリーダーです。今回の曲には難しいハーモニーもあるんですが、歌も引っ張ってくれてます。多数決でIOくんがリーダーに決まりました」

IO「KOTAROは、ダンスも歌もラップもすべてが上手。ダンスは特にうまいですね。でも、一番年下なのでかわいらしいところもあって、そこも魅力だと思います」

KOTARO「AKITOくんは顔がすごくかっこいいです。普段は少し抜けているところもあって、そのギャップも魅力です」

韓国での2年の練習生活を乗り越えたVIBY【写真:舛元清香】
韓国での2年の練習生活を乗り越えたVIBY【写真:舛元清香】

 VIBYをプロデュースするミジョン氏は、韓国、日本、米国、中国、東南アジアなどで延べ100万人以上のオーディションデータを分析し、2022年に活動拠点を日本へ移した。そして、「日本にはまだ見つかっていない原石が多い」の確信を基にスタートしたのが、この「Rii.MJ」プロジェクトだ。

 5人は約2年前から練習生としてレッスンを重ねてきた。韓国にも渡り、ダンスやボーカル、パフォーマンスの基礎を一から積み上げ、ここまでたどり着いた。

AKITO「もともと、『有名になりたい』という夢はあったんですが、明確に何になりたいかは決まっていませんでした。そんな時に日本でミジョンさんに声をかけてもらって、このプロジェクトに参加しました。最初は『とりあえず、やってみよう』という気持ちでしたが、だんだん本気で目指すようになりました」

RYOHA「僕は少しブレイクダンスを趣味でしていたんですけど、ある日、出る予定もなかった大阪のイベントに突然呼ばれた時にスカウトされました。渡韓してレッスンを受けることに最初は迷いましたが、家族や友達に背中を押されて挑戦することにしました」

RENKI「アーティストになりたいっていう夢はなくて、でも、スカウトしていただいたので頑張ろうと。その最中にいつの間にか夢中になってた感じです」

IO「野球をしていたんですけど、ある日、テレビでBTSさんを見て『これしかない!』と。それで野球をやめて、アーティストになる決意をしました」

KOTARO「もともとダンサーを目指していたんですけど、ミジョンさんに声をかけていただいて、アーティストとして活動する本格的な夢を持つようになりました」

8月31日、日本武道館でのデビューショーケースを目指すVIBY【写真:舛元清香】
8月31日、日本武道館でのデビューショーケースを目指すVIBY【写真:舛元清香】

RENKIはダンス、ボーカル未経験から

 そんな練習生生活の中で、それぞれが壁にもぶつかってきた。

AKITO「2年間の練習生活で、レッスンと練習を繰り返す毎日が一番大変でした。でもその分、身についたスキルを皆さんの前で見せたいと思っています」

RENKI「KOTARO以外は初めから本気で音楽を目指していたわけではなく、特に僕は未経験。ダンスもボーカルも本当にゼロからのスタートだったので、最初のレッスンは本当に泣きました。動画が残ってたらつらい。出さないでね」

IO「大丈夫(笑)」

RENKI「本当に踊れなくて、途中無理なのではないかってへこむくらい。それを乗り越えてデビューまで来られたので、今はアイドルに興味がなかった人にも知ってもらえるようなアーティストになりたいと思っています」

IO「ダンスのクラス分けで一度クラスが落ちてしまって、そこから戻るまで7か月かかりました。自分にとって暗黒の時代でした(苦笑)。でも、最終的に戻れたことで、『あっ、認められた』って自信になりました」

RYOHA「基本動作のレッスンで、みんなより長い期間やっていて、最後まで残ってしまって1か月くらい一人でレッスンしていた時期がありました。その時は本当にしんどかったです。でも、今の目標は、VIBYといったら、この5人と言われるようなアーティストになることが目標です」

KOTARO「僕は練習生時代に喉を痛めて1か月くらい歌えない時期があって、それが一番つらかったです。でも、今は元気に歌えるようになりました。あと、近い目標はVIBYとして日本武道館のステージを成功させることです」

 まだ少年の空気を残す5人だが、2年間に及ぶ練習生生活で培った実力と覚悟がある。彼らはここからどんな物語を描いていくのか。日本武道館でのデビュー公演の先に計画されているのは、アリーナツアー、ドームツアー、ワールドツアー。その第一歩が今、始まろうとしている。

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