【ばけばけ】杉田雷麟、髙石あかりの芝居に衝撃 「完全に『食らった』…ちょっと悔しい」

俳優・杉田雷麟が、錦織友一の弟・錦織丈を演じるNHK連続テレビ小説『ばけばけ』(月~土曜午前8時)について、オーディションを経て『ばけばけ』の出演が決まった時の心境や兄・友一役の吉沢亮と共演した感想などを語った。

錦織丈を演じる杉田雷麟【写真:(C)NHK】
錦織丈を演じる杉田雷麟【写真:(C)NHK】

錦織友一の弟でヘブンの教え子でもある錦織丈役を熱演

 俳優・杉田雷麟が、錦織友一の弟・錦織丈を演じるNHK連続テレビ小説『ばけばけ』(月~土曜午前8時)について、オーディションを経て『ばけばけ』の出演が決まった時の心境や兄・友一役の吉沢亮と共演した感想などを語った。

 最初に『ばけばけ』の出演が決まった際の心境を紹介した。

「オーディションの時から、やりたいと思っていた役が錦織丈でした。兄への憧れや葛藤という部分が、自分の中で一番『画』として想像できた役で、丈役で受かったことがうれしかったです。ただ、丈には英語のセリフがあるのですが、僕自身は英語が全然ダメで(笑)。特に難しかったのが、英語を筆記体で書くことです。僕は、学校で筆記体を教わっておらず、全く書いたことがありませんでした。さらに、僕は左利きですが、当時左利きの人は、右手を使えるように矯正されていたそうで……。家で何度も右手で書けるようになるまで練習をして、今では右手で筆記体が書けるし、右手でお箸も使えるようになりましたね(笑)」

 丈の兄である錦織友一役・吉沢亮と共演した感想も語った。

「吉沢さんは自由に演じられていて、それがすごく新鮮で楽しかったです。役柄的にも兄貴のことを尊敬していますが、丈は『自分は期待されていない』と思っているんですね。だから、19週で兄貴と2人で将来について話し合うシーンは、兄貴に認めてもらえているようで、好きなシーンの一つです。熊本へ行くことを兄貴に告げるシーンを撮影する時は、丈は何て言ってほしかったのだろうと考えていました。でも、兄貴が何も言わないのも納得できたような、上手く言葉にできない不思議な空気が流れていました」

 丈は、19週で熊本に行くことを決めた。どう思って演じたのか。

「もちろんヘブン先生(トミー・バストウ)のことも好きで、もっと学びたい気持ちもあったでしょうけれど、僕自身は『兄貴のため』にという気持ちもあったんじゃないかと思っています。丈は、兄貴とヘブン先生が良いパートナーであり、お互いにとって大切な存在であることもわかっています。熊本に行くことで、2人をつなぎとめておける存在になっているんじゃないかと思いながら演じました」

 熊本編の撮影の思い出や、印象的だったシーンも紹介した。

「共演者の皆さんと一緒に演じていく中で、丈は若干開放的になったかなと(笑)。特に、司之介さん(岡部たかし)とフミさん(池脇千鶴)からは受け取るものが多く、そこにおトキさん(髙石あかり)とヘブン先生が加わると、お芝居に見えないぐらい家族に見えるのがすごかったです。髙石さんは、僕と同じ年ですが、学べることも多いです。特に印象的だったのは、22週でおトキさんから赤子ができたと告げられるシーンです。おめでたい気持ちもありつつ、フィリピンへ行く話があるヘブン先生のことを想い、『だけん言えんの?』と感情を爆発させてからのお芝居は、完全に『食らった』と思いました。ヘブン先生を強く想っているからこその葛藤がすべて伝わってきて、すごく衝撃を受けたし、同じ役者としてちょっと悔しい気持ちもありました」

 最終盤に向けて、視聴者へのメッセージも語った。

「丈は、兄貴が亡くなった後も、ずっと兄貴を忘れることはないと思います。そして、誰かに言われたわけでもなく、丈は自分なりの形で兄貴の跡を受け継いでいくことになります。きっと、兄貴が見ても恥ずかしくないような生き方をしているんじゃないかと。実は、僕自身も台本を読んで驚いたのですが、最後にもう一度、兄貴の面影を感じられるような出来事が起こります。『兄貴のように』というセリフもあるのですが、そんな丈の思いが色濃く出てきますので、そこも見ていただければと思います」

 作品は松江の没落士族の娘で、小泉八雲の妻・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描くオリジナルストーリー。「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語をフィクションとして描く。俳優・髙石あかりがヒロイン・松野トキを、トミー・バストウがレフカダ・ヘブンを演じる。

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