乳がん治療経験した梅宮アンナ、トークショーで“地毛”披露「やっとここまで伸びた」

モデルでタレント・梅宮アンナが14日、都内で行われたアピアランスケアイベント「Nagomi time 縁日 こころとからだがふっと和む一日」のトークショーに出演。抗がん剤治療を振り返った。

イベントに登場した梅宮アンナ【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登場した梅宮アンナ【写真:ENCOUNT編集部】

アピアランスケアイベントのトークショーに出演

 モデルでタレント・梅宮アンナが14日、都内で行われたアピアランスケアイベント「Nagomi time 縁日 こころとからだがふっと和む一日」のトークショーに出演。抗がん剤治療を振り返った。

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 アピアランスケアとは、がんやがんの治療に伴い外見が変化しても(肌や爪の変化、髪の毛やまゆ毛・まつ毛が抜けるなど)、その人らしく社会生活を送れるよう患者を支えるケアのこと。梅宮は、2024年にステージ3Aの乳がん(浸潤性小葉がん)と診断されたことを公表。右胸の全摘出手術を行い、抗がん剤治療、放射線治療などを乗り越え、現在も闘病生活を送っており、「自分らしく生きるってなんだろう?―見た目の変化と向き合う力―」をテーマにトークした。

 がん宣告を受けた当時を振り返り、「がんよりも『髪の毛がなくなってしまいますよ』と説明があった時が一番ショックでした。髪の毛が無くなる大変さは、人生の中で経験していないので、どうなってしまうのか想像できませんでした。ひたすら落ち込みました」とコメント。

 ウィッグ探しについては、「いかに自然に見えるかを追求して、もともとハイトーンだったので、カラーリングにもこだわり、私の場合は、この際いろんな髪型をやってみようとなりました。短いスタイルから長いスタイルまで作って、とにかく楽しもうと(思った)。落ち込んでいる場合ではないので、いかに自分の心を守りながら、楽しみながら、外見の変化を楽しんでいかないといけないと感じました」と語った。

 闘病生活を送りながら平行して芸能活動を継続し、「まず、がんになったことを公表しました。『隠さないでいこう』というよりも、『隠すのが無理だったのではないか』と思ったんです。隠す必要がないと判断して、2年弱、たくさんのインタビューや講演で発信させていただきました。それが私にとっての支えだったんです」と言及。「抗がん剤治療は、めちゃめちゃ気分が悪いです。分かりやすく言うと、二日酔いが酷い感じ。でも、自分の中では休まないようにしていた。人に会うことしゃべること、太陽に当たること、そうしないと気持ちが落ちてしまう。自分がどんな人間なのか分かっているつもりなので、とにかく家にこもらないようにしました」と話し、「みなさんに心配していただいて『休んでね』と言われるんですけど、それが悪魔のささやきみたいなところがあって、やはりたくさん体を動かして、外に出ることによって、自然に体が疲れて寝ることができる。とにかく明るい生活を送るようにしていました」と述べた。

 自身の髪の毛に触れると、「ほぼほぼ初めてなんですが地毛です。やっと髪の毛がここまで伸びた」と説明。「私の場合は、かなり強いちりちりになってしまいました。水素爆発したみたいに大変なことになっているんですけど、数か月前いくらアイロンで伸ばしてもダメだったのが、今日はまともに見えてくるくらいになった。そろそろ、今日ウィッグで行こうか、地毛で行こうか、どっちか選べるくらいになりました」と報告した。

 抗がん剤治療を初めてからは、味覚に変化があったことを明かすと、「自分でいろいろ編み出していった。『どうして?』となるのではなく、私は楽しく変換する脳みそがついていて、思い出して食べていたんです。『白米ってこういう味だったよね』と思い出して食べていました」と回想。現在も飲む抗がん剤とホルモン剤を続けており、「副作用としては何回もおトイレに行く、その時に『やだな……』ではなく『デトックスじゃん』(と考える)。2年くらいかけて投与した抗がん剤を外に行くと想定しているのですが、1回1回トイレに行くたびに、『抗がん剤が体の外に出ているんだ』という風に思っている。そうすれば、お腹をくだしても、痛くてもうれしさに変わっていく。そういう変換をしていかないとやっていられないんです」と語った。

 がん闘病経験者としての今後を聞かれ、「今は『がんになったことを意味のあることにしなければいけない』と思っています。今日も明日もがんと宣告される方がたくさんいます。そういう方々のために、私ができることがある。発信していくこともそうですし、自分が体験したことを形にして、この先もみなさんにいろんなことを伝えていく人生に送りたい」と熱弁。自信が考案した乳がん患者用下着「Rafra Lunica (ラフラ ルニカ )」を紹介し、「肩胸をなくした時に、できるブラジャーがなかった。通常の下着だと、とにかく痛くてつけられないけど、左の残った胸は支えなければいけない。今、病院の中でも売られていますが、そういう風に社会とつながって、社会に貢献できるような、病気になった方々に寄り添った人生を送りたいです」と願った。

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