和牛から解散から2年…川西賢志郎、漫才は「完全に区切り」と断言 俳優業で注目集めてFANY:Dの縦型ドラマで初主演

お笑い芸人の川西賢志郎が、ショートドラマアプリ・FANY:Dで配信がスタートした縦型ショートドラマ『ホテルに死す』の取材会に作・演出を務めた久馬歩(ザ・プラン9)と出席。本作の見どころや演技のこだわりを明かした。

取材会に登壇した川西賢志郎【写真:ENCOUNT編集部】
取材会に登壇した川西賢志郎【写真:ENCOUNT編集部】

縦型ショートドラマ『ホテルに死す』で主人公・星野コウキを演じた

 お笑い芸人の川西賢志郎が、ショートドラマアプリ・FANY:Dで配信がスタートした縦型ショートドラマ『ホテルに死す』の取材会に作・演出を務めた久馬歩(ザ・プラン9)と出席。本作の見どころや演技のこだわりを明かした。

 本作は、2009年にスタートしたお笑いライブ「月刊コント」の真骨頂である“各芸人のコントが繋がり1つの物語になる”という構成を、スマートフォン向けの縦型ショートドラマとして映像化した完全オリジナル作品。しずる、ロングコートダディ、ニッポンの社長、エルフといった賞レース常連の人気コント師たちも出演している。

 ホテル内で発生した騒動に巻き込まれる主人公の人気俳優・星野コウキを演じた川西は、「吉本の中でもチャレンジング的に取り組んでいる縦型ショートドラマにコラボさせたもので、こういう役をやらせていただくことはうれしく思っています」と笑顔。初めて主演を務め、「芸人さんがたくさん出ていて、地上波のネタ番組ではやらないようなネタが見られたりするのが1個の大きな柱となっている。それらのストーリー、キャラクターを余すことなく、ちゃんと1個のストーリーに完成させている久馬さんの脚本が、このコンテンツの2大柱だと思っています」とポイントを解説し、「あくまで僕は、それを円滑に進めるための潤滑油みたいな認識で捉えています。主演と言っていただけるのであれば初めてですし光栄なことです」と話した。

 2024年3月に水田信二とのコンビ・和牛を解散。現在は、ピン芸人として活動しながら、NHK連続テレビ小説『おむすび』(24年)、大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(25年)といった話題作に出演し、俳優活動にも注目が集まっている。

 本作の演技については、「割と素でしゃべっています。何かのキャラクターになって演じるというより、自分の感情のまま演じました。感情をコントロールするという作業でいうと、大きくネタ、漫才をやっていた頃もそうですけど、あまり色分けはないです」とコメント。

 演技を高く評価する声もあがっているが、「僕自身は上手いと思ったことはないです」と謙遜し、「ただ、台本にこう書いてあるし無理にそれを言おうという風になってしまった時点で、絶対に薄ら嘘っぽくなるというか、熱が通らないから、周りの出来事に対して上手くおもしろく見せることができないということは分かっているんです。だから、いかにこの言葉を自分で言えるような感情作りや言い回し、もちろん久馬さんの世界観を壊さないという前提のもと、せりふはちょこちょこ変えさせてもらっています」とこだわりを明かした。

 現在の肩書きは、俳優ではなく芸人であることを強調。「僕は自分の成長できる、芸の肥やしにできるものを選んでピン芸人になっていこうとしているだけのことです」と思いを伝えた。

「俳優としての仕事が増える中で『また漫才をしたい』という思いはある?」という質問には、「漫才はもう自分の中で完全に区切りをつけているので、その気持ちは一切ないと断言できます」と即答。ピン芸人としてワンマントークショーを開催していることを説明し、「今後は自分のしゃべりで舞台に立ち、『私はこういう者です』と言えるような確固たる拠点を設けた上でいろんな仕事をやっていきたいと思っています」と語った。

 漫才に区切りをつけた理由を問うと、「解散して『もう1回漫才したらいい』『またコンビ組んだらいい』というのもよくあるんですけど、でも漫才はそんな短絡的に『続けます』と言えるようなものではない。僕は言えるような姿勢で取り組んでいなかった」と言及。「前のコンビが終わるのであれば、そこで区切りを打っていいという覚悟でコンビをやっていました。だから、そういうことも含めて区切りをつけて解散という選択をしました。もう1回コンビを組んでやりたければやる人もいると思うし、それはそれで1つの選択だと思いますが、僕はもう1回コンビを組んでやるのはなぞっていくだけの人生になりそうな気がしたので、新しく芸人として別の芸を磨いていこうと思っています」と決意を述べた。

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