大みそかに行われる格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り」（埼玉・さいたまスーパーアリーナの前日計量が30日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた。第1試合に登場する芦澤竜誠（30＝フリー）とBreakingDownファイターのジョリーはともに計量クリア。フェイスオフで会場を騒然とさせた。

　ともに61キロジャストでクリアした。写真撮影では芦澤が集まったファンに向かって「フォー！」と両手の拳を突き上げた、一方のジョリーは落ち着いて、ダブルバイセップスのポーズ。時折、2人の体が触れていた。

　フェイスオフを促されると、この日は芦澤から額をジョリーにぶつけていく。さらに右手で平手打ちのようにジョリーの首付近を押して、一触即発。司会の鈴木芳彦アナが「手を出さないように！」と声を荒げた。

　芦澤はさらに「仕上がったのか？　おい！」と確認すると、ジョリーは取り押さえようとしていたスタッフを振り切り、芦澤の元へダッシュした。

　乱闘になりかけ、現場は騒然としたが、RIZINの笹原圭一氏らがなんとか止めていた。

　この瞬間にファンからは「やっぱり盛り上げ方も芦澤流」「芦澤はこうでないと」「お前らはそれでいい」「試合直前で一山作ってる」「これくらいバチバチでいいよ」「プロの怪我させない張り手を見せつけたw」などの声が上がっている。