格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り」（31日・さいたまスーパーアリーナ）の試合前記者会見が29日、都内で行われた。女子スーパーアトム級タイトルマッチで、RENA（34＝シーザージム）の挑戦を受ける、王者・伊澤星花（28＝JAPAN TOP TEAM）は「速攻テイクダウンしてボコボコにして極めます」とKOを宣言した。

　試合2日前の絶対王者は最後まで強気だった。因縁のある相手との頂上決戦だが「ほぼ本当に怒ってますね。なんか向こうからあおってきてるのに、『伊澤さんに言われてる』みたいな感じ出してきてるんで。『何言ってんのかな』ってずっと思ってるんで、イライラを100パーセント試合にぶつけたいなと思ってます」と語った。

　6日前には、RIZINの公式YouTubeチャンネルで試合前のRENAの様子が公開された。気丈に振る舞うレジェンドに対し、「なんか怒ってない感じを出して、めっちゃ怒ってんなって印象なんですけど。まあでも、もう試合近いんで、あとは思ってることを口じゃなくて拳で殴って分からせようかなと思ってます」と強気にまくしたてた。

　RENAが得意とする三日月蹴りやボディーショットは警戒するかという質問には「自分は最近（朝倉）未来さんとめちゃくちゃスパーリングやらせてもらってて、未来さんのボディーと三日月の方が、本当吐くほどキツいんで。それより逆に強いと思ってるのかなと思います。ボコボコにされてますよ、毎日」と明かした。

　試合展開については「速攻テイクダウンしてボコボコにして極めます」と堂々の宣言。キャリア17戦無敗の絶対王者の自信をみせつけた。