にしたんクリニック、イモトのWiFiなどを運営するエクスコムグローバルの西村誠司社長が23日、TikTokを更新し、YouTuberのヒカルを「人間のクズ」と猛批判した。ヒカルが「自分勝手な生き方」が原因で実業家・進撃のノアとスピード離婚したことについて、「結婚すらPRに使ったんじゃないか」と断じている。

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　西村氏は怒っていた。口調は努めて冷静だったが、発した言葉は強かった。

「僕は家族、特に自分の妻を大事にして幸せにするっていうことが、男としていかに大事で責任だっていう部分があるんです。それを自分のわがままだったり、やりたい放題って『何のための結婚だったんだ』って、すごく疑問があるんですよ」

　ヒカルは今月19日、自身のYouTubeチャンネルを更新。「離婚しました」と題した動画を投稿し、進撃のノアと離婚したことを発表した。交際「0日婚」で話題になった2人だが、約6か月の結婚生活にピリオドを打った。ヒカルは離婚の理由について「最初から最後まで僕がかき乱し続けて、ちゃぶ台をひっくり返し続けた結果こうなりました」と語り、自身の「自分勝手な生き方」が原因であると明かした。

　家族思いの西村氏にとっては信じられないことだったようで、「『自分がこういう性格で』なんて自分が分かってるじゃないですか。あれだと、そういった結婚すら『自分の何かのPRに使ったんじゃないか』って思われるし、多くの女性は『ヒカルさんダサい』って思ったんじゃないのかな」と指摘。その上で「だから僕はね、いろんなお金持ち見てますけど、人間としてはクズだよね。人間として欠陥があるな」などと断じた。

　ヒカルとは面識はないももの、「ヒカルさんも経営者だよね」とし、「僕は先輩経営者、少なくともヒカルさんよりは全然稼げてるし、お金も持ってるから」と前置き。そして、「別にマウントを取るわけじゃないけども、ひと言、僕が言ったっていいんじゃないかなという風に思うんですよ」と説明した。

　振り返ると、西村氏は9月19日にTikTokを更新し、ヒカルが宣言した「オープンマリッジ」について、マーケティングの視点で解説。「僕が思うのは、あんな発言したらどういうリアクションが出るかなんて、ヒカルさんほど頭が良かったら、分かってるに決まってるよね。アンチが出ようが『俺は俺なんだ！』っていう（ヒカルの）突き抜け感ってすごい」などとコメントしていた。この日も「オープンマリッジ宣言、それはそれでいいですよ」としつつ、最終的に進撃のノアを大事にできず、ヒカルが「スピード離婚」に至ったことが解せなかったようだ。