渡部篤郎、『うちの弁護士』SPで“大御所俳優”役 主演ムロツヨシは「すばらしい役者さん」
ムロツヨシ主演のフジテレビ系スペシャルドラマ『うちの弁護士はまたしても手がかかる』(2026年1月4日午後9時~11時39分)に、俳優の渡部篤郎と濱津隆之が出演することが18日、発表された。

2026年1月4日午後9時
ムロツヨシ主演のフジテレビ系スペシャルドラマ『うちの弁護士はまたしても手がかかる』(2026年1月4日午後9時~11時39分)に、俳優の渡部篤郎と濱津隆之が出演することが18日、発表された。
本作は23年10月期の金9ドラマとして放送され、好評を博した連続ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』最終回の続きを描く、スペシャル版。ムロをはじめ、吉瀬美智子、菅野莉央、日向亘、入山法子、東根作寿英、本多力、早瀬憩、安達祐実、村川絵梨、松尾諭、時任三郎、酒向芳、戸田恵子が再集結。さらに、新たに木南晴夏の出演も決定している。
渡部が演じるのは、日本を代表する大御所俳優・伍代夏生(ごだい・なつお)。濱津が演じる助監督・唐沢祐希(からさわ・ゆうき)の企画に賛同し、唐沢の映画監督デビュー作品で主演を務めることに。唐沢は30年間助監督を務め、ついに自らメガホンをとる夢の実現に心を躍らせていた。だが、クランクインの日、いくら待っても伍代が現場に現れない。するとマネージャーから「急な体調不良」を理由に、一方的に降板を告げられる。伍代の出演が決まり、当初の予定よりも大規模な撮影となり、身銭を切って制作費を調達するなどした唐沢は「いつ頃、体調は戻りますか? 調整しますので!」と諦めきれない。しかし、「あくまでオファーの話をいただいただけで、出演を決めたわけではない」と言われ、音信不通に。困り果てた唐沢は、映画プロデューサー・吉岡恵理子(入山法子)に相談。蔵前とマネジャー時代からの知人で、自身も蔵前らに助けられた吉岡は、唐沢を連れて香澄法律事務所を訪れる。唐沢の話を聞き、蔵前はやる気満々だが、弁護士・樋口新(ひぐち・あらた/木南)はそうではないようで……。
渡部と言えば、フジテレビ作品だけでも『ビター・ブラッド~最悪で最強の親子刑事~』(2014年)、『ルパンの娘』シリーズ(2019・2020年/フジテレビ系)、『Dr.アシュラ』(2025年)、映画『爆弾』(2025年)などでさまざまな役柄を演じ、来年1月8日スタートの木曜劇場『プロフェッショナル 保険調査員・天音蓮』(木曜午後10時)では主人公と“裏のバディ”を組む重要人物を演じる。12月19日公開の映画『新解釈・幕末伝』にて師弟役で共演するムロと渡部が、本作では対立関係をどのように演じるのか。
そして唐沢を演じる濱津は、「第42回日本アカデミー賞」にて優秀主演男優賞を受賞した主演映画『カメラを止めるな!』(2018年)が大きな話題となるなど、映画やドラマなど数多くの作品で存在感を発揮。連続ドラマ初主演を務めたドラマ『絶メシロード』(season1:2020年1月期、他/テレビ東京)は人気を博しシリーズ化されている。ムロとは、映画『身代わり忠臣蔵』(2024年)以来の共演。圧倒的権力を持つ“大御所俳優”伍代に、力も金もないが譲れない夢と信念はある蔵前と唐沢が立ち向かっていく姿を、ムロと濱津が熱く演じる。
出演者のコメントは下記の通り。
○渡部篤郎
──本作の印象、また伍代夏生を演じられて、いかがでしたか?
「連ドラを拝見して、ストーリーが面白く、ムロさんにとても合っているなと思いました。伍代を演じるにあたっては、俳優が俳優役をやるというのは難しいことだと思うのですが、弁護士や刑事を演じることとは違って、理解できる、知っているからこそ、自分なりに描いた俳優像を素直に演じた伍代を、監督に受け入れていただけてやりやすくもありました」
──ムロさんとの共演はいかがでしたか?
「ムロさんはとてもいい顔をされていました。映画『新解釈・幕末伝』のムロさんとはまた違った魅力を発揮されていますが、リスペクトを込めて、“ムロさんならできて当然だ”と思いますし、すばらしい役者さんです。ムロさん中心に作り上げた『うちの弁護士―』のチームは、連ドラを作りきったという経験が自信になり、作品を理解して一丸となって臨んでいる現場になっていたと思います」
──視聴者の皆様へメッセージ
「ムロさんが“僕たちなりのメッセージを込めた”とおっしゃっていたように(※)、ご覧になった方が作品から“何か”を感じていただけたら幸いです。“楽しんでいただきたい”という思いで演じましたので、ぜひ、ご覧下さい」
※注釈
本作の一報リリースの際に、ムロが視聴者の皆様へ「準備稿の段階から金城プロデューサーとたくさんお話をさせていただきました。僕たちなりのメッセージを込めた作品です」とメッセージを寄せている。
○濱津隆之
──台本をお読みになって、いかがでしょうか?
「唐沢が最後の最後で蔵前さんに言ったセリフがとても印象的で共感でした」
──ムロさんとの共演はいかがでしたか?
「とても和やかな空気感で楽しい現場時間でした」
──視聴者の皆様へメッセージ
「しがない助監督と大御所俳優の攻防戦を是非お楽しみに下さいませ」
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