俳優の加藤夏希が、24日に放送されるフジテレビ系連続ドラマ『絶対零度～情報犯罪緊急捜査～』（月曜午後9時）にゲスト出演することが分かった。加藤の月9ドラマ枠への出演は初となる。

　俳優の沢口靖子が主演を務める『絶対零度～情報犯罪緊急捜査～』は、人気シリーズのシーズン5。シーズン1（2010年）ではコールド・ケースと呼ばれる“未解決事件”を、シーズン2（11年）では“潜入捜査”をテーマに、女性刑事・桜木泉（上戸彩）の活躍を描き、シーズン3（18年）・シーズン4（20年）では、元公安のエリート刑事・井沢範人（沢村一樹）を主人公に、“未来の犯罪を予測して捜査する”「未然犯罪捜査チーム」（通称・ミハン）の物語を描いた。

　24日放送の第8話ゲストとして加藤が出演する。加藤のフジテレビドラマへの出演は『謎解きはディナーのあとで　スペシャル』（12年）以来13年ぶり、月9ドラマ枠への出演は初。また、主演の沢口とは『科捜研の女 season4』（2002年/テレビ朝日系）以来、23年ぶりの共演となる。

　加藤が演じるのは、週刊誌記者・磯田涼子。総理大臣・桐谷杏子（板谷由夏）の娘・カナ（白本彩奈）が突然姿を消し、杏子の元に拘束されたカナの写真と脅迫電話がかかってくる。警察庁は総合対策本部を設置し、内閣官房副長官・佐生新次郎（安田顕）が本部長として指揮を執る。一国の総理の娘が誘拐されるという前代未聞の事態に、DICTも極秘裏に捜査を開始。わずかでも情報が漏れれば瞬く間に世界へ拡散され、日本の統治機能や国際的信用が揺らぐ危険をはらんでいた。

　そんななか、磯田は「総理がプライベートで問題を抱えているのでは」と官邸やDICT周辺を嗅ぎ回る。さらに、杏子を題材にしたディープフェイク映像がSNS上で拡散され、「不倫総理」と揶揄する言葉が飛び交う。映像の真偽を明かそうと杏子は記者会見に臨むが、そこに出席していた磯田に独自に入手した“暴露ネタ”を突きつけられる。執拗に杏子を追い詰めようとする磯田の真の狙いとは――。

　プライベートでは4児の母でもある加藤は、「沢口靖子さんと共演させていただくのは、実は23年ぶりで、また大人気シリーズともあって、出演させていただくことにとても気合が入っております。今回は政治担当の記者“磯田役”で、売れるネタさえあれば…という。ストーリーの展開も気になるし、また磯田がどう関わっていくのか、私も楽しみながら演じたいと思います。ぜひ、お見逃しなく」とコメントしている。