俳優の岡田将生が12日、アニメーション映画監督・細田守氏の最新作『果てしなきスカーレット』（11月21日公開）公開直前イベントに登壇。主人公・スカーレットの声を担当した芦田愛菜、細田監督、ゲストMCを務めたハライチの岩井勇気と作品にまつわるトークを繰り広げた。

　同作は『時をかける少女』や『サマーウォーズ』などを手掛けてきた細田監督の最新作。テーマは「生きる」で、王女・スカーレットが父の復讐に失敗するも、死者の世界で再び宿敵に復讐（ふくしゅう）を果たそうとする、これまでの細田監督作品とは一線を画す物語となっている。岡田はスカーレットと共に旅をする現代の日本人看護師・聖（ひじり）を演じた。

　会場には細田監督の過去作品のポスターが飾られ、思い入れのある作品を聞かれた岡田は、「どれも大好きなのですが、その中でも『サマーウォーズ』を推したいです」と回答。「家族の形、愛の形をいろんな作品で監督には見せてもらうのですが、栄さんのせりふが大好きで『1番いけないことはお腹を空かせることと1人でいること』。毎年夏に必ず見るんですが、だいたいそこで泣いてしまう」と告白した。

「僕のプライベートなことなのですが」と前置きしてから、「今後家族が増えるので、絶対にこういう家族にしたい。来年も再来年も見たいと思っています」と笑顔。「親目線で見ることになると思うので、また違う目線で監督の作品を楽しめるのではないかと思っています」とコメントした。

　岡田は、2024年11月19日に高畑充希との結婚を発表。今年7月には、高畑の妊娠と今冬に出産予定であることを明らかにしている。