NHK『あさイチ』（月～金曜午前8時15分）でMCを務める博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが7日、恒例の朝ドラ受けを行った。この日放送された『ばけばけ』の第30回では、ヒロイン・トキ（高石あかり）が三之丞（板垣李光人）と会い、三之丞とタエ（北川景子）が松江に戻った事情を聞いた後、ある決心をする展開が描かれた『あさイチ』では、大吉がトキを心配する言葉を一言発していた。

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（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　第30回では三之丞と再会したトキは、タエと三之丞が松江に戻ってきた経緯を聞いた。2人で親戚の家に身を寄せていたが、そこも貧しく、金を入れないとならなかった。だが、三之丞はタエに雨清水家の人間なら人に使われるのではなく、人を使う仕事につきなさいと言われ、結果、親戚の家に金を入れられず追い出されたという。タエは働くぐらいならと潔く物乞いになった。トキは松野家に来るように誘ったが、三之丞は、タエは行かないと思うと言って断った。三之丞は冬が来る前に何とかしないと凍死、その前に餓死かなと話した。トキはその帰り道に再び、物乞いをするタエの姿を目にした。終盤、トキが錦織（吉沢亮）に会い、「ヘブン先生の女中になります」と伝える姿が描かれた。

『あさイチ』では、冒頭、ゲストの俳優・眞栄田郷敦が「おはようございます。眞栄田郷敦です。よろしくお願いします」とあいさつして登場。その後、大吉が「おトキちゃんのことが心配で……」と朝ドラ受けを一言言った後、眞栄田を紹介していた。この日の『あさイチ』の放送は国会中継のため午前8時55分までといつもよりも短い放送枠。その影響があってか、大吉はトキを心配する気持ちを抑えきれずに一言だけ発したようにうかがえた。

　また、視聴者からもSNS上で「トークゲストの時に短縮とかびっくりする」「なんだって今日に限って」「あんまりだ」「あっという間に終わりすぎ」「今日短縮版なの、かなしいなー」と残念がる声が上がっていた。

　作品は松江の没落士族の娘で、小泉八雲の妻・小泉セツとラフカディオ・ハーン（小泉八雲）をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描くオリジナルストーリー。「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語をフィクションとして描く。

※高石あかりの「高」の正式表記ははしごだか