元関西テレビアナウンサーで参院議員の新実彰平氏（日本維新の会）が23日、古巣の『旬感LIVEとれたてっ!』（月～金曜午後1時50分）に出演した。昨年10月の退社直前まで番組の生活・情報コーナーを担当していたが、共演者からはアナウンサー時代との変化を指摘された。

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　木曜レギュラーで新実氏とも共演していたメッセンジャー・黒田有は「やっぱり雰囲気が変わりましたね。カンテレでやってる時とは（違って）、いま自信がみなぎってオーラに出てるというか」とコメント。

　MCの青木源太アナが「関西テレビのアナウンサー時代はどうだったんですか？」と確認すると、黒田は「あんときはしょぼくれとったもん」と返した。新実氏が「誰がですか」と言うと、黒田は「どうなんねやろう思ってたんや」と印象の変化を明かした。笑いが起こる中、進行を務める同局・橋本和花子アナは黒田に同調するように「後輩の私から見ても、関西テレビをやめる前って言うのは、ため息ばかりついてたんですけど」と暴露し、「いますごく生き生きされてるなと思って安心しております。勝手に」と続けて笑わせた。

　青木アナは「関西テレビ、この『とれたてっ』のスタジオが古巣だからこそ、本音で話してほしいと思いまして」と、出演者に「建前」「本音」の札を用意。「本音」ではないと思われる発言の際は、「建前」札で圧をかけると予告した。

　青木アナから改めて「なぜ政治の道に進んだんでしょうか」と聞かれ、新実氏は「『とれたてっ』やらしてもらう前に報道のキャスターを6年間やっていて、社会課題とかいろんな情報を皆さんにお伝えして、判断材料にしていただくっていう仕事もやりがいを持ってやってたんですけども、『それだけでは世の中変わらないな』っていう感覚もどんどん募って来て、まあ飛び出してしまったっていうところですね」と説明。

　新実氏から「建前札、出さないでくださいよ、黒田さん」と制された黒田だが、「もう建前やん」と掲示。榊原郁恵から「本音はなんなんですか？」と聞かれた黒田は、「本音ですか？　本音はコイツ（青木アナ）がこの番組のMCをやったからですよ。『やってられるか。日テレから来やがって』みたいな。『日テレから来て急にお前、そんなわけないやろう』みたいな」と真実かのように発言。榊原が「なるほど」と声を上げたが、新実氏は「その1点でこのリスクは負わないですよ」と否定していた。