お笑いコンビ・ウエストランドの河本太が22日、都内で行われた「新橋岡山デニムストリート」記者発表に、岡山県知事の伊原木隆太氏とともに出席した。

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　10月26日の「デニムの日」にあわせて岡山デニムの魅力を発信するために、東京・新橋にあるアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」をデニムで彩るイベント「新橋岡山デニムストリート」を期間限定で開催。期間中は、店内に児島ジーンズストリートをイメージしたジーンズの装飾をはじめ、デニム地のオリジナル陣羽織をまとった“桃太郎像”の展示やデニムカラーのスイーツの販売を行う。

　相方の井口浩之がインフルエンザに罹患し、本発表会に1人で出席となった河本は「相方は生前、この大役に……。故人も残念がっていました。というのは冗談で、インフルエンザになりまして熱が出ているということで」と報告し、伊原木知事が「ここに来られないなら死んだも同然」とボケをかますと、それに同調した河本だったが、さらに伊原木知事が「そもそもプロなら風邪を引かないでください」とイジってくると、河本は「（しゃべりの面で）知事が僕を超えてくる」と苦笑した。

　また、同イベントに対する期待を聞かれると「岡山には魅力がパンパンに詰まっているので、来てもらえばこっちのもんですから。来てもらえるまで、我々が発信するという役目なので、一生懸命2人で頑張ります」と力強く語り、MCから「ベストジーニスト賞を狙ってほしい」という声が飛ぶと、伊原木知事は「いいですね。一般投票だったら岡山県民184万人がこぞって投票します」と応援。

　これに河本は「自分でこんなこと言いたくないですけど、取れるか！」と自虐を交えて突っ込んで会場の笑いを誘いつつ、「知名度もいりますから、井口が万が一取れればいいかもしれないですね。（井口の知名度に頼れば）2人で取れるから、ぜひコンビでベストジーニスト賞を狙っていきます。知事のために。岡山県民の皆さまのために取ります」と宣言。伊原木知事も「我々も全面的に応援します」と背中を押した。

　続けて、伊原木知事が「井口さんが本気で（おかやま晴れの国）大使になる気があるのか、本気で賞を取りに行こうとしているのか分からないけど、本気だと分かれば心強い」とコメント。河本は「相方は普段から岡山デニムを上下で着ていますから。ちょうど着られる時期になりましたし、今も熱が出て家で寝ていると思いますけど、着ていると思います」とボケを交えてアピールしたが、伊原木知事がボケをスルーして話を進めようとすると、河本は「誰も突っ込んでくれない（笑）」と苦笑いを浮かべ、相方の存在の大きさを改めて実感していた。