お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの上田晋也が13日、テレビ朝日系『耳の穴かっぽじって聞け！』（月曜深夜1時58分）に出演。後輩芸人への本音を語った。

　この日は企画「毒出しノート」を実施。上田は「先輩をイジって笑いにするのは全然構わないが、収録後『失礼なことを言ってすみませんでした』と謝ってくる芸人が大嫌い」と明かした。

　これに一同が「います？」などと反応すると、上田は「いや、ごめんな。勝手なイメージかもしれないけど、吉本（興業）の芸人さんに多いような気がする」と指摘。「それは分かんない。舞台に出る前にさ、『お先に勉強させていただきます』とか『失礼いたしました』とか。文化が根強くあるからなのかもしれないけど……」と述べた。

　上田は「俺のことをイジるのは全然構わないわけよ。何を言われようが全然いいんだけど、『はい、OKです。収録終了です』って言われて、『あの、さっきは失礼なこと言ってすみませんでした』って謝って来るやついるじゃん？　俺、なんだろうね。その瞬間にこいつダメだなって思っちゃうくらいのものがある」と告白。レギュラーメンバーのとろサーモン・久保田かずのぶとウエストランド・井口浩之を指しつつ、「お前らは、そんなの絶対謝って来ないじゃん？　それでいい。それがいいんだよ」と評した。

　続けて、「先輩をイジって笑いを取ります。で、終わって『すみませんでした』って言うのってさ、笑いもいただけば『俺は決して無礼な人間ではありません。ちゃんと常識のある人間です』っていう2つの評価をもらいにいってるのが気に入らないの」とコメント。共演者たちが大ウケする中、「痩せたい、でも食べたいみたいな。先輩をイジって笑いにするっていうのは、それくらいの覚悟を持ってやれよって思うわけ」と力説した。

　これを受け、久保田は「上田さん言ったじゃないですか。（謝るのは）吉本のやつが多いって。今考えたら、この芸能界、事務所めっちゃあると思うんですけど、一番謝罪してる芸人が多いのが吉本」と発言。「すぐ謝れって上から言われてるんです」と苦笑すると、「あれ、社風なの？」とツッコミが入る場面もあった。