タレントの矢沢心が30日、フジテレビ系『ぽかぽか』（月曜～金曜午前11時50分）に夫でK-1 WOLRD MAX元世界王者でタレントの魔裟斗とともに生出演。ひそかに行っていた、魔裟斗へのアンチ対策を明かした。

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　矢沢は2007年2月、6年の交際を経て魔裟斗と結婚。12年6月に第1子女児、14年9月に第2子女児、19年1月に第3子男児を出産した。

　そんな矢沢は、格闘家の妻としての苦労に関するアンケートで「アンチ対策で街では常に一歩手前」と回答。共演者たちが興味を示すと、「現役の時は『魔裟斗ってやっぱ強いんだろ？』みたいな感じで、街中に行くと、そういうちょっと怖い人たちがいるかもしれないっていう私の詮索で……」と切り出した。

　矢沢は「で、そういう人たちにちょっと来られたら（魔裟斗が）『カチンッ』てして、けんかになっちゃうかな……とか」と説明。「そのけんかも、でも出せないじゃないですか？　選手だから。手は出せないから、もしそんな人たちにやられることになったら大変だと思って、そうならないように一歩前に、こうやって常に歩いてた」と実演し、「別にそんなこと（魔裟斗は）求めてないんですけど、私の中で勝手にやってました」と苦笑した。

　これに対して、魔裟斗は「知らなかった」と驚きの様子。MCのハライチ・澤部佑が「たまに来る時もあるんですか？　『おーい魔裟斗』って」と聞くと、「当時ですよ」と前置きの後、「魔裟斗って呼び捨てにされること自体に『カチン』ときてた」と告げた。

　その流れで、矢沢が「ピリピリして、それこそ体調がそんなに良くないけど、唯一の日曜日の休みの日に、気分転換でお出かけしてる時に、タイミング悪くそんな人に出会ったら……とか。そしたら2人の、せっかくのデートみたいな楽しい時間が台無しになってしまう」と再び当時の不安を吐露。一方の魔裟斗は「でも今は、公園とかで遊んでて、普通に5歳くらいの子に『魔裟斗』って呼び捨てにされても全然、うれしいですよ」と述べ、「逆に今はね」「変わりましたね」などと共演者たちを笑わせた。