山下美月が一級船舶免許取得 ドラマオファー直後に決意「少しでも海技職員という存在を知っていただけたら」

俳優の山下美月が、俳優・佐藤隆太の主演により10月7日から放送開始するフジテレビ系連続ドラマ『新東京水上警察』(火曜9時)のために一級船舶免許を取得したこと26日に発表された。

山下美月【写真:(C)吉川英梨/講談社 (C)フジテレビ】
山下美月【写真:(C)吉川英梨/講談社 (C)フジテレビ】

『新東京水上警察』に出演

 俳優の山下美月が、俳優・佐藤隆太の主演により10月7日から放送開始するフジテレビ系連続ドラマ『新東京水上警察』(火曜9時)のために一級船舶免許を取得したこと26日に発表された。

『新東京水上警察』は、日本の連続ドラマ史上初めて「水上警察」を題材にした作品。佐藤演じる刑事・碇拓真(いかり・たくま)と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大迫力のマリン×クライムエンターテインメントだ。

 佐藤と“バディ”を組むのは、NEWSの加藤シゲアキ。演じるのは、警視庁本部のエリート集団である捜査一課から、望まぬ異動で水上警察署に配属された刑事・日下部峻(くさかべ・しゅん)。上昇志向が強く、佐藤演じる“直感派”の碇とはまさに水と油の関係で、たびたび衝突しながらも共に困難を乗り越え、成長していく。

 さらに、チームの一員として、俳優の山下が出演。演じるのは、警視庁の海技職員・有馬礼子(ありま・れいこ)。船舶免許を持ち、警備艇の操縦を担う“水上のプロフェッショナル”という本作ならではの象徴的な役どころだ。刑事への憧れを持つ有馬が、佐藤演じる碇と出会うことで、その気持ちに大きな変化が訪れる。

 今回、山下が取得したのは、クルーザーやヨットなどをすべての水域で航行することができる一級小型船舶操縦士免許(一級船舶免許)。操船できる範囲が制限されている二級船舶免許とは異なり、世界中どこへでも船で繰り出すことができる最上級の船舶免許だ。

 山下はドラマのオファーを受けた直後に船舶免許の取得を決意し、自ら講習を受講したという。その後、スケジュールの合間を縫ってさまざまな船の知識を学び、実際に船にも乗って操船技術を身につけた末、見事に国家試験に合格した。

『新東京水上警察』では、警備艇に乗って捜査に出たり、犯人を船で追いかけるシーンなどがたびたび登場するが、ドラマ内では実際に山下が船を操縦。なかには、山下が船舶免許を持っているからこそ実現できた演出もあったという。そんな迫力の操船シーンにも注目だ。

 山下のコメントは以下の通り。

――撮影の中では実際に船を操縦しましたが、いかがでしたか?

「船舶免許の試験や練習で使用していたものよりも、だいぶ大きな船でしたので、初めは少し緊張や不安もありました。スタッフの皆さんと共に撮影前に行われるロケハンと言われるものにも帯同させていただき、少し練習もできて本番では楽しみながら運転することができました!」

――取得した船舶免許を使って、どこに行ってみたいですか?

「船乗りの先輩方がよく大島に行かれるとおっしゃっていたので、もし機会があれば行ってみたいです!」

――視聴者の方にメッセージをお願いします。

「これまで日本のドラマで海技職員という職業は、あまり描かれてきませんでした。今回クランクインの前に実際に海技職員として活躍されていた方にもお話を聞かせていただき、陸とは違い自由が効かないことや命懸けで海の脅威と常に戦い続けているという事を知りました。船に関しての知識は0からのスタートでしたので、日々の勉強や体力作りに励み、自分の役を通して少しでも海技職員という存在を知っていただけたらうれしいなと撮影に挑んでおります。ぜひ、楽しみに待っていてください!」

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください