元A.B.C-Zの河合郁人が2日深夜、レギュラー出演するMBSラジオ『アッパレやってまーす!～土曜日です～』（深夜0時）に出演。夏休みで休演した極楽とんぼ・加藤浩次に代わって進行役を務め、相方・山本圭壱ら出演者は、不在の加藤を口撃して盛り上がった。

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　冒頭から不在の加藤が話題に上った。山本が昨年の長女誕生もあり「来年か再来年には加藤浩次に乗っかろうかな」と過去にないという、まとまった休暇取得の意向を示した。コンビで同時取得の場合、『アッパレ』がレギュラーの河合、＝LOVE・大谷映美里、池田裕子のみ出演のケースも考えられ、コンビで休みをずらす考えを示すと、大谷は「新しい。楽しいそうだけど」と反応し、「それ（3人の放送）もありかも。全然（コンビで）同時に休んでいただいても大丈夫かも」とアピールする場面が。

　山本が「これは何ですか。『私の力の見せどころ』『私だってしゃべれる』（ってこと）」と言い、河合も「いつもは『しゃべれないのは極楽さんがいるから』」と大谷の心情を推測。池田も「（2人が）いるから、自分の出じろがないと」と続き、隔週レギュラー・さらば青春の光の代役で出演した令和ロマン・松井ケムリも「『普段がやりづらかった』と」と乗っかった。笑いっぱなしで聞いていた大谷は「いやいや、しゃべる機会も与えてくださるので、めちゃありがたいんですけど、加藤さんのいないときって、みんな結構バンバンしゃべってる感じがして。自ら前のめりにしゃべってる感じがして、『こういうラジオもいいな』っていうふうに思ったんですよ」と本音を吐露した。

　笑いが起こる中、山本は「あくまでも加藤浩次さんはスーパーMCじゃないですか。1つのはがきに対して、1人ずつちゃんと振ってくみたいな。きょうみたいな河合さんがMCの場合はただ井戸端会議的に」と言うと、河合は「そうですね。『日本一緊張しないMC』って言われてますから」と肯定。松井が「河合さんがガンガン回してもいいわけじゃないですか」と話すと、河合は「ガンガン回してもいいんですけど、どっちかというと僕はみんなでワイワイの方が」と明かした。「自分もいじられたりするのも全然いいですし」と口にした河合は、「加藤さんはいじれないじゃないですか」と発言。爆笑の中、山本は「『いじれない』じゃない。『いじらせない』の」と言い切った。

　すると松井が「そんなことないですよ」と一応、声を上げたが、山本は「（加藤は）空気を出すでしょ。たまにちょっと強めに言うと、目でクッと見つめてくる。クッとけん制を入れて来る」と説明。

　河合は「で、大体、まとめて山本さんのとこにいくじゃないですか」と言うと、池田は「そう。山本さんいじるの大好きですから」と話した。山本は「オレをいじるか、最近は逆班だったら（隔週出演の）トム・ブラウンのみちおに流すか」と分析。「ああ」と共感の声が上がる中、河合は「いじられんのは、やっぱ加藤さん嫌なんですか？」と聞くと、山本は「まあ、どっちかというと」と回答。河合が「『キモロン毛』ネタも結構、次の話に行くの早いじゃないですか」と指摘すると、ここでも笑いが発生した。山本は「オレが『キモロン毛』にしたら、この場で切るぐらいの類いで迫ってきますよ」と断言。河合は「毎回、たぶんオープニングトークで言いますよ」と推測すると、池田は「しつこいですよ」と同調。山本も「『しつこい加藤』で有名ですから」と言い、池田は「絶対逃さないですから。逃げられないですからね」と力を込めた。

　山本が「で、『逆張りの加藤』ですから」と打ち明け「自分の意見を持たずに、すべての逆張りができる」と解説すると、池田は「それありますね」と同意し「絶対『そんなこと思ってないだろう』ってことをすごい正当化して、主張してくるんですよ。めちゃくちゃな理由つけて」と力説。山本が「逆張りだから怖いんですよ」と言うと、松井は「スーパーMCの人ってみんなそうですよね。実は自我がないというか」と続いた。ここぞとばかりに言いたい放題の状況を見た河合は「僕もいつか夏休みを取れるようにしたいと思ってるんです。僕も取ったことないので。いつか取ってみたいなと思うんですけど、こうなるのが怖いですよね」と話して笑わせた。河合は「自分がラジオ聞いてて、しゃべってるんだったらいいですけど、ネット記事になった時、すごいイヤですよ」と思い浮かべて話した。

　また、加藤の旅行先を山本がイタリアと漏らすと、公表していないはずと声が上がり、大谷は「怒られますよ」と発言。山本は「リスナーの方からチクリが入って、（加藤から）『てめえ、言ったな』的になるのはもう分かってますけど、それを分かった上で言ってます」と計算づくだとした。池田が「いじられてるんじゃなくて、いじらせてるんですね」と感心すると、山本は「そうそうそう」と満足そうに返答。池田が「加藤さんを手のひらで転がしてるんだ」と言うと、山本は「そこまで言ったら、また」とおびえるようにトーンダウン。「超えてはいけないライン」を察して笑う共演陣に、山本は「『喫煙室に来い』って言われる」と呼び出しの可能性を示唆した。