なにわ男子が28日、横浜アリーナでコンサートツアー『なにわ男子 LIVE TOUR 2025 ‘BON BON VOYAGE’』を開催。公演前には囲み取材に応じ、ライブの見どころやドームライブへの思いを語った。

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　本公演は、7月2日にリリースした4thアルバム『BON BON VOYAGE』を引っ提げたツアーで、7月19日の新潟公演より全国9か所を回っている。横浜アリーナでは、23日から7日間で9公演を実施する。記者から「今日は？」と“意味深”に振られると7人で「なにわ（7月28日）の日～」と声をそろえた。続けて、藤原丈一郎は「ファンのみなさんと共有できることがうれしいです。楽しい一日にしたいです」とにっこり。

　今回もライブ衣装は、長尾謙杜が担当している。長尾は「（この衣装は）ヴィランをテーマにしています。どの衣装も打ち合わせの段階で、演出から意見を言わせていただきました。衣装を作り始めて5～6年たつので、『このメンバーにはこれが似合うかな』と分かるようになってきて、やりがいがあります」と自信を見せた。

　ライブの見どころを聞かれると“フライング”をあげ、西畑大吾は「念願でした」と明かし、「打ち合わせの度にできないかと話していて、今回やっとできるんです。“冒険”がコンセプトなので合っているし、今やるからこそなのかなと」と説明した。

　さらに、道枝駿佑も「サークルフライングは事務所の先輩がやられてきた伝統であり憧れだったので、受け継いでやらせていただけることがうれしいです」と喜びをあらわにした。

　そして、本公演のMCにて、追加公演としてドームライブが発表となったなにわ男子。記者から「なにわのニュースは？」と振られると、西畑は「……僕、本日エアコン切り忘れました！」とまさかのひとボケ。メンバーからつっこみが入り、「関西が出ちゃった。言います！」と仕切り直し、「我々なにわ男子、ドームライブが決定しました！」と改めて報告した。

　4年前の同じ“なにわの日”に、横浜アリーナにてデビュー発表したことにも触れつつ、道枝は「（聞いた時は）うれしかったです。憧れの場所で『いつか自分たちだけで立ちたい』と思っていたので、かなってうれしいです。僕たちらしさを届けられたらと思っています」と期待を込めた。

　最後に「ファンへのメッセージ」を振られ、誰が言うのかとメンバーはざわざわ。6人が大橋和也を指名すると大橋は「うそやん。俺、結構しゃべったで？」と謙虚な一面を見せた。藤原は「圧かけるわけじゃないけど、ここ絶対に使われるから」とにやり。

　リーダーの大橋は「5周年の幕開けとして、ドームライブを発表できたことがうれしいです。なにわ男子は“キラキラ”と“関西感”がマッチしている、他にないグループです。みなさんをもっといろんなところを連れていきたい思っています。これからも僕たちについてきてください」と締めくくった。

　なお、なにわ男子初のドームライブは、2026年1月12～13日に東京ドームで、1月31日～2月4日に京セラドームで開催する予定だ。