ザ・ドリフターズの加藤茶と高木ブーが26日、京王百貨店新宿店で開催される「結成60周年記念 ザ・ドリフターズ展～発掘！　5人の笑いと秘宝たち～」のオープニングイベントに登壇。60年の活動を振り返った。

　2024年7月、東京・上野でのスタートを皮切りに、全国巡回展を開催する同展覧会が、約1年ぶりに東京・新宿に帰ってくる。

　この日、加藤と高木は『ONE PIECE』とのコラボTシャツを着用して登場。加藤は「ルフィって世界で一番有名な人でしょ。一番お金稼いでる（笑）。俺たちより稼いでいるんだから。足元にも及びません」と言い、報道陣を笑わせた。

　フォトセッションで、ルフィがサプライズ登場すると、加藤は「悪いねわざわざ。やっぱり、動きがキビキビしているね」とにっこり。MCからの「カトちゃんペやってもらえませんか……？」というお願いには、「やりますよ！　なんでもやりますから」と快諾し、ルフィと高木とともにカトちゃんペを披露した。

　質疑応答の場面では、2回目の東京開催が実現した心境について聞かれると、加藤は「子どもさんのファンが多いからびっくりした。60年経って新たなファンが増えたことは、すごくうれしいです」と喜んだ。続けて「子どもさんには絶対に見ちゃいけないって親が言ったわけよね。でも、今になって喜んで見てくれてるってすごくうれしいね。今、携帯で見られるんですよね。俺たちは間違ってなかったんですよね。やってよかったんですよね」としみじみと話した。

　中には、泣き出すファンもいたということに「高木を見て泣くならわかるけど、僕なんてなんで泣くんでしょうね」と謙遜すると、高木からは「自分の好きな人がそばにいるってことは、うれしいんだね」と声をかけられていた。

　MCが「人気があるから2回目の東京開催なんですよ」と口にすると、加藤は「あ、そうなんですか。じゃあ、まだまだ俺たち頑張らないとな。もともとは5人だったんですよ。ドリフターズ。今はたった2人ですから」と寂しさをにじませつつ、意欲を見せていた。