俳優の小泉今日子が17日、フジテレビマルチシアターで行われた月9ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』ドラマ最終回先行上映会に、中井貴一と共に出席した。

　本作は、古都・鎌倉を舞台にテレビ局プロデューサー・吉野千明（小泉）と、市役所で働く公務員・長倉和平（中井）の恋を描いたロマンティックホームドラマ。2012年1月に第1期の連続ドラマ、同年11月にスペシャル版として『最後から二番目の恋2012秋』、2014年に、第2期となる『続・最後から二番目の恋』が放送され、今回その11年後を描いている。

　上映終了後、サプライズで小泉が登壇すると、会場からは大歓声があがる。小泉は「毎回放送があるたびに、いろいろなご意見を拝見しています。私たち以上に作品を愛してくれて励まされています」と語ると、自身と千明の共通点について「パート2とパート3の間に私も会社を作って、プロデューサーをやるようになったので、自分の方が千明に寄っていっています。千明の気持ちが分かるようになってきました。人と仕事をするとき、千明を参考にすることがあります」と変化を述べる。

　また小泉は変わっていないところを聞かれると「昔の関係性、仲の良さは何も変わっていません」と相変わらず最高のチームワークで撮影が進んだことを明かす。なかでも中井とのコンビは特別なようで「貴一さんはとにかく信頼しています。どんな球を投げても全部受け取ってくださる」と絶大な信頼を寄せると「ずっと背中を追いたい先輩です」と語っていた。

　小泉は「私は平気でエゴサをする人間で、放送後必ずします」と笑うと「いつも『どこかに和平落ちていませんか？』『私の和平はどこにいますか？』という書き込みを見ます。私も千明がとてもうらやましい。どんな時でも気持ちを分かってくれる人がいるって幸せですよね」としみじみ語っていた。