中森明菜、深夜アニメで2度目の声優 VTuber役に戸惑い「そういうの全然ダメ…未知の世界」
歌手の中森明菜が読売テレビのアニメ『あらいぐま カルカル団』(木曜深夜0時54分/BS日テレ:土曜午後11時28分)に声優として出演することが26日、発表された。同番組の収録前にスタジオにて、中森は囲み取材に応じ、意気込みを語った。

収録に緊張「汗びっしょりです」
歌手の中森明菜が読売テレビのアニメ『あらいぐま カルカル団』(木曜深夜0時54分/BS日テレ:土曜午後11時28分)に声優として出演することが26日、発表された。同番組の収録前にスタジオにて、中森は囲み取材に応じ、意気込みを語った。
今年デビュー43周年を迎え、5月には初の野外フェスで16年ぶりにライブ復帰。自身初となるトリビュート・アルバムもリリースした。精力的に活動している中森だが、今回は声優に挑戦する。
役柄は中森の出身地でもある東京都清瀬市が生んだ国民的VTuber・ボーカル。キュートなルックスと歌声でファンを魅了するアイドルキャラクターとなっている。VTuberという役柄について中森は、「そういうの全然ダメなんです。携帯(電話)もここ2年で初めて持ったくらいのもので、未知の世界。UFOが来てUFOに乗っけられたなというような感じです」と語り、笑いを誘っていた。
今回、中森にとっては人生2度目の声優挑戦となる。中森は「甘ったれちゃってしょうがないんですけど、早口が苦手なものですから、別撮りで後からくっつけてくれるのかなと思っていました。ところがついさっき、『皆と並んでしゃべるんだよ』と言われて汗びっしょりです。(共演者が)名声のある方々だとお聞きしておりますので、何度もNGを出してしまいそうで、ご迷惑になってしまうんだろうなと申し訳ない気持ちでいっぱいです」と恐縮。
それでも「私が参加させていただくことになって、びっくりされている方、がっかりされる方もいらっしゃると思いますが、なるべく皆様のご期待に添えるようにアフレコをさせていただくので、がっかりさせないように頑張ります」と意気込みを語った。
同番組は、1977年に放送された不朽の名作アニメ『あらいぐまラスカル』のスピンオフ作品。全世界人気企業ランキング不動の1位「秘密結社カルカル団」多摩支部が舞台で、選ばれしエリートたちが世界征服を目標に、ボスの指令を日々遂行している。営業成績は振るわず、給料は上がらないが、彼らは一生懸命任務に励む。中森が声優を務めるボーカルは26日放送の第13話と、7月31日放送の第18話に登場する。
