ラッパーそしてシンガー・ソングライターのSKY-HIが13日、次世代スポーツブランド「mgh」の発表会にゲストとして登壇。自身が代表を務めるBMSGの新オーディションや所属アーティストへの思いを語った。

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　発表会にゲストとして登場したSKY-HIはトークにて、BE:FIRSTやMAZZELらが所属する自身が代表を務めるBMSGの新オーディション「THE LAST PIECE」に言及。「ある程度大人になると、個人的にも恥をかいた時に“こう転びきらない”ような、ちょっとかっこつけちゃうところが絶対にあったりする。“これでダメだったら就職しようかな”とか“最後の記念だから”とか……。それが悪いことでは当然ないんですけど、10代の方たちの夢を見る力って本当に無邪気で、彼らは大げさじゃなく命を懸けて望んできてくれてる」とオーディションに挑む若者たちへの思いを語った。

　続けて、「その姿はすべての10代は当然ですけど、かつて10代だったすべての皆様にも、今の日本に必要なプロジェクト。もう一回夢を見る、挑戦をすることって美しいなかっこいいなっていうのを思っていただけるものになると思っております」と呼びかけた。

　それを聞いた本田は「日高（SKY-HI）さんは韓国が今勢いがすごい中で、ビジネスマンとしての悔しさを感じて、“打開したい”と思っている。そういう熱い気持ちに触れることができて日本人としてうれしいし、応援したいと強く思えてくる」とSKY-HIの熱い思いに胸を打たれていることを明かすと、SKY-HIは「僕、未だに言われるんですよ。“リトル日高”に。若い頃のしてもらいたかったこととか、できなかったことを、彼がやっぱりずっと叫び続けるんで、自分はその彼の喜びを倍にしたいし、彼がされて嫌だったことはしたくないし、してもらってうれしかったことはしたい。リベンジと言うと言葉が強く聞こえるけど、やり返すっていうよりは、成功が一番のリベンジ」と自身のモットーを語った。

　さらに、「日本は情勢的にも経済的にも、芸能の文脈でも他の国に……それこそ韓国に押されてるのは間違いないと言う事実としてずっとあった。『日本がアジアの音楽を引っ張ってた時代もあったけど、今はもう違うよね』というのをしっかり受け止めた上で、ここからできることや、もう一回頑張れることを1個1個頑張く。誰かと比べてってよりも自分たちに誇れる自分として、世界で一番かっこいいもの作れたねっていうものを届けていけたら、それが一番すてきなリベンジかなっていうのは思います」と熱弁。

　それに対し本田は「ぜひ実現させてください」と言葉を贈り、その上で、「いや、裏話で言うと僕ずっと投資をさせてくださいと言ってるんですけど、全然させてくれない」と笑いながら明かしていた。