俳優の八嶋智人が6日、TBS系『A-Studio＋』（金曜午後11時）に出演。憧れの大物俳優について語った。

　この番組は、MCの笑福亭鶴瓶とKis-My-Ft2の藤ヶ谷大輔が、事前にゲストとゆかりのある人物に取材するのが通例。まずは八嶋の息子、次に事務所の先輩で、かつてフジテレビ系『トリビアの泉～素晴らしきムダ知識～』で一緒に司会を務めた高橋克実とのトークを紹介した。

　その後、鶴瓶が「ビッグやで。こんな人、出えへんよ、写真だけで。オレも憧れてる人やけど、向こうはそっち（八嶋）に憧れてるみたい」と、もう1人取材した人物のヒントを出すと、八嶋は「師匠が憧れてる？」と反応。「憧れてる、憧れてる。年上やけど」との返答には「年上？」と首を傾げ、藤ヶ谷が「とてもダンディーでした」と付け加えた際には「ダンディー？」と考え込んだ。

　そんな中、取材時の写真が公開されると、八嶋は「あああああ～！」と驚がく。その人物とはなんと舘ひろしで、憧れの存在だと公言する八嶋は「何度かご一緒して。ご飯も食べに行きましたし、乗馬も連れて行っていただいたし、船にも乗って……」と恐縮した。

　続けて、八嶋は「舘さんはよく現場にね、みなさん、うわさでバスローブで来られるって。本当に来られるんですよ」と発言。「で、バスローブ着て『八嶋くんちょっとさ、この後、時間ある？』」と撮影後、乗馬に誘われたことを回想し、「ちょうど御殿場の方でロケだった。僕は運転手さんがいないんで、ブーンって（自分の車で）付いていった」と述べた。

　到着すると、車から降りた舘は、すでに「ブリティッシュスタイルの乗馬の格好」だったとのこと。しかもエルメス製の「マイ鞍（くら）」を持っていたそうで、八嶋は「エルメスは元々、馬の鞍のメーカーなので、一番正しいエルメスの使い方」と振り返った。

　藤ヶ谷によると、そんな舘は八嶋について「どこの空間にもなじめるし、アドリブもパッと出るし、あれはもう、ある意味天才」と評していたそうで、鶴瓶も「本気で言ってたよ」とひと言。八嶋は「いやぁ、うれしいです」と感動した。