芳根京子、6年ぶり舞台で中井貴一の母をモデルにした役に挑戦「ずっと緊張している」
俳優の芳根京子が7日、東京・PARCO 劇場で行われたパルコ・プロデュース 2025『先生の背中 ~ある映画監督の幻影的回想録~』プレスコールと開幕前会見に出席。6年ぶりの舞台出演について、心境を語った。

小津安二郎監督作品へのオマージュかつフィクション
俳優の芳根京子が7日、東京・PARCO 劇場で行われたパルコ・プロデュース 2025『先生の背中 ~ある映画監督の幻影的回想録~』プレスコールと開幕前会見に出席。6年ぶりの舞台出演について、心境を語った。
本企画は、映画監督の行定勲氏が中井貴一に「小津安二郎と昭和の映画界の話を演劇作品にしたい」と熱烈オファーを出したところから始まった。小津監督作品へのオマージュであり、フィクションで、中井家に伝わるエピソードや思い出を織り交ぜて当時の古き良き映画界への想いを重ね、そこに流れていた豊かな時間を“小津調”で表現する。
芳根は、中井演じる小田昌二郎が娘のようにかわいがる食堂の看板娘・幸子を演じる。中井の母がモデルとなっており、「初めて聞いたときからずっと緊張しているのですが、お話もたくさん聞かせていただいて、貴重な機会をいただきました」と笑顔を見せた。
また、本作が6年ぶりの舞台出演となることについて聞かれると「そうなんです……!」と背筋を伸ばし、「みなさんに支えていただいて、ご迷惑をたくさんおかけしております……! でも、すごくワクワクしています。ひとつひとつの公演をかみ締めながら頑張ります」と意気込んだ。
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【写真】プレスコールと開幕前会見の貴重なアザーカット
