【べらぼう】誰袖がひょうろく演じる松前廣年と接触 春町の「酒上不埒」にも注目
俳優の横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じるNHKの大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(日曜午後8時)。18世紀半ばに江戸のメディア王として時代の寵児(ちょうじ)となった“蔦重”こと蔦屋重三郎を軸に描く痛快エンターテインメント。第21回では意次(渡辺謙)が将軍・家治(眞島秀和)に、蝦夷地の上知を考えていることを伝える様子や春町(岡山天音)が政演(古川雄大)に嫉妬する様子などが描かれた。6月8日放送の第22回はどんな展開になるのか。

横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じる大河ドラマ 第22回の見どころ紹介
俳優の横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じるNHKの大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(日曜午後8時)。18世紀半ばに江戸のメディア王として時代の寵児(ちょうじ)となった“蔦重”こと蔦屋重三郎を軸に描く痛快エンターテインメント。第21回では意次(渡辺謙)が将軍・家治(眞島秀和)に、蝦夷地の上知を考えていることを伝える様子や春町(岡山天音)が政演(古川雄大)に嫉妬する様子などが描かれた。6月8日放送の第22回はどんな展開になるのか。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
NHKによると、歌麿(染谷将太)の名を売り込む会で政演に激しく嫉妬した春町は、蔦重の依頼に筆を取らない状況が続いていた。そんな春町を説得しようと喜三二(尾美としのり)と歌麿が春町を訪ねる。一方、誰袖(福原遥)は意知(宮沢氷魚)に、蝦夷地の件で協力する代わりに身請けしてほしいと迫る。そして松前廣年(ひょうろく)に接触を試み、“抜荷”と呼ばれる密貿易の証をつかもうとするが……という展開に。
春町説得は容易ではなさそうだが、第21回の本編放送後の次回予告では「皮肉屋の恋川春町」という字幕が見えた。大田南畝(桐谷健太)の「こんなに皮肉がうまかったのか」という声もあった。そんな中、春町が着物を脱いで「酒上不埒(さけのうえのふらち)」と叫ぶ姿も。第22回は春町の言動に注目したい。思わぬ魅力で楽しませてくれる気配を感じる。
一方、誰袖が松前廣年に接触し、抜荷の証拠をつかもうとする流れには危険な香りも感じる。誰袖がどんな状況になるのか気になる。また、ここで登場する松前廣年のキャラクターにも注目したい。非道な兄・松前道廣(えなりかずき)との違いはどうか。また演じるひょうろくの演技にも注目したい。
