タレントの中山秀征が27日、BSテレ東『和田明日香とゆる宅飲み』（火曜午後10時）に出演。伝説的音楽バラエティー番組『THE 夜もヒッパレ』の裏話を明かした。

『THE 夜もヒッパレ』は、1995年4月から2002年まで9月まで日本テレビ系列で放送。当時のヒットチャートを、出演者がカラオケ形式で歌うといった内容だ。

　MCの食育インストラクター・和田明日香（38）は同番組が「大好き」だったそうで、「私世代は視聴率100％だと思います。（放送日の）土曜日は何としててでもヒッパレまでにお風呂に入るっていう……」と発言。「あの頃よりも、今の方が、いやぁいい番組だったなって思います。あ、芸能人とスナックに行ったら、こんな感じなんだろうな……みたいな」と評した。

　これには、中山も「本域のね」と同調。そのまま「プロの戦いがあるわけですよ」と述べ、「リハーサルを何回もやって。で、本番ダメだったら、もう1回やり直しですから。毎週ですよ。リハから稽古やって、1日1本しか撮れないですからね」と振り返った。

　これに和田が「すごいな」と驚くと、中山は「朝から踊りのレッスン。で、当日に振り付け、当日に覚えるんですから全部」と説明。「僕らもですよ。ダンサーじゃないんだから、勘弁してくれ」と笑うと、「ところが、安室（奈美恵）ちゃんとか、SPEEDとか、MAXは覚えるのが異常に早い。もう1回振り付けたら『はい、はい、はい、はい』って。もう行けますから、本番」と感心した。

　中山は「1発回しで行くんですけど、プロがそうやって対決する構造だったですね、あれはね」と回想。和田が「なんと贅沢な音楽ショーでしょうか」としみじみ語ると、中山も「テレビで前も後もヒッパレだけですよ、あそこまで贅沢な番組は……」と懐かしんだ。