吉本興業所属のお笑いコンビ・金魚番長の古市勇介が20日、相方・箕輪智征とともに火曜レギュラーを務めるMBSラジオ『アッパレやってまーす!』（月～木曜午後11時30分）に出演。自身の浮気がばれて交際女性に別れを切り出され、ショックで約1週間、音信不通になって仕事を休んだことについて説明した。いったんは芸人引退を決意していたという。

　古市が9日配信のポッドキャスト『金魚番長のデメキング』などで明かしていた、4月22日から6日間の不在理由を改めて説明した。『アッパレ』リスナーから「詳しく聞かせてください」という声が届いた。ハリウッドザコシショウはネットニュースで知っていたものの、読み上げたみなみかわは「さすがにウソやんな？　ウソのメールやんな？」と言い、野性爆弾・くっきー！も「信じがたい」と発言。古市が「すべてホントです」と言うと、「ヤバ～」という声が上がり、くっきー！は「お前、かわいい。めちゃめちゃかわいい。女にフラれて、ショックで休んだん？」と発した。

　みなみかわが浮気相手について「マッチングアプリとか？」と聞くと、古市は「それは言えないです。そんな情報は出せないです」と返した。ここで突然「アッアッアッ」とくっきー！が奇声を発し、「タレント？」と確認。古市は「違います」と即否定した。みなみかわは、浮気がばれることやフラれることはあるとしたが、「プロの芸人として、1週間、音信不通。これがよくわからない」と発言し、ザコシショウも「お前が悪いやないかい」と正論。「僕が悪いです。本当に」と認めた古市は、「バレたくないっていうのもあったんですよ、みんなにね。芸人とかにも」と話したが、箕輪は「全員、知ってましたよ」と言い放った。

　古市は「『人に会いたくないな』ってなっちゃって。その瞬間に」と打ち明けると、みなみかわは「ワーッとなって、メンタル的に」と反応した。箕輪は「（古市とは）連絡取れなくて、古市の彼女と連絡取ってて『今どういう状態？』って聞いて、ずっと『生きない』って言ってたらしいです。『オレはもう生きない』（って）」と振り返った。音信不通の間、古市は自宅にいて、外部からの連絡は無視し、ラーメン関連など「何も関係ないもの」のYouTubeを見ていたという。

　戻ってきづらかったのでは？　と推測したみなみかわに、古市は「相方とか作家さん、マネジャーがウチに来て」と告白。かなりの大ごとだったと共演陣が理解すると、箕輪は「（相方は）やめたんですよ、1回、芸人」と暴露。古市は「『全部やめる』って言って。一応、次の仕事も考えてて。『（栃木県）日光で生配信する』って。田舎に行きたかったんですよ。人があんまりいないとこに。ポッと思いついたのが。遠すぎたら結構、お金かかっちゃうと思って」と当時の心境を明かした。箕輪は話し合いに行った際の相方の様子について「逆に変に1トーン明るかったです。おかしくなって。『へへへ、へへへ、戻る戻る戻る』って。気持ち悪くて」と回想した。

　みなみかわが「彼女にはフラれたまま？」と聞くと、古市は「途中でプロポーズもしたんですけど」と告白。驚きの声が上がる中、箕輪が「僕と作家さんが話に行って、『別れた方が絶対いいと思う』って言って、別れたんですよ、僕らの前で。その2日後ぐらいに『僕はいま海にいます。今から言うことを否定しないでほしいです。プロポーズしに行きます』って言って行ったらしいです」と明かした。話し合いで“芸人復帰”が決まって各方面への謝罪を済ませた古市は「（次に）どうしよう？　プロポーズ」となったとし、指輪も購入して、同棲中だった自宅で伝えたが「もちろん、断られて」と結果を報告。交際3年半だったとし、「まだ好きですけど、どうしようもないって感じですね」と未練たらたら。ザコシショウから「何で浮気すんのよ」などと説教された。

『デメキング』で古市は、沖縄での仕事があった4月22日の朝、自宅で入浴中に同棲中の彼女に浮気がばれ、「別れよう」と言われて「飛んでしまいました」と告白して謝罪。その彼女から連絡があり、「解散みたいです」と芸人引退を聞かされた箕輪からしっ責された。古市は4月28日にXで謝罪し、再起を報告していた。