お笑いコンビ・ダイアンが4日深夜、ABCラジオ『ダイアンのラジオさん』（月1回、日曜深夜1時）に出演。結成丸18年だった2018年4月の東京進出を決意させたのは、双子コンビ・吉田たちの月収の多さを知ったことが理由と明かした。

　17日にグランプリファイナルが開催される結成16年以上の漫才賞レース『THE SECOND』の優勝予想を行ったダイアン。最終8組に残った7年後輩の吉田たちに触れると、大阪時代に「ギリ知ってる」と言い、7年前の上京理由について打ち明けた。

　津田篤宏は「吉田たちの月収を聞いて、オレ東京行こう思ったもん」と告白し、相方・ユースケは「そうそう。ブラマヨさんの番組」と説明。津田は「背中押してくれたもん、東京行きの」と笑った。

　当時の若手が番組で月収を公表。ユースケは「すごいもらってて。2位やってん、吉田たちは」と振り返った。津田が「1位がアキナや。それは1位やろうと思うててんけど」と明かすと、ユースケも「アキナは（当時から）いろいろ出てたし」と納得の1位だったとした。

　ユースケは「吉田たち、2位。2位はあれ（有り得る）かと思ったけど、金額言っててんな。ほんなら『そんなにもらってんの？』みたいな。『ちょっといろんなんが一気に入って来て』みたいなよう言うヤツ。それで（こっちは）『ええ？』みたいな」とショックを受けたことを振り返った。津田は「次の日、東京行こうと思った」と回想した。

　レギュラー多数の大人気でポジションの自分たちと比較して大差なく、大阪での限界を感じた。勝負を懸けた東京進出時点で41歳だった2人だが、結果的に大ブレークした。ユースケは「ある意味、恩人。吉田たちは『何のことですか？』って言うと思うけど」と感謝し、津田も「あの番組のおかげで行ったわけやから」と言うと「頑張ってほしい」と吉田たちにエール。ユースケも「ホンマに期待してます」と続いた。