劇場版『名探偵コナン』最新作、シリーズ歴代No.1スタート 初日3日間で興行収入34億円を突破
劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)』が初日3日間でシリーズ歴代No.1の観客動員と興行収入を記録。観客動員230万人、興行収入34億円を突破したことが21日に発表された。

4月18日に公開された
劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)』が初日3日間でシリーズ歴代No.1の観客動員と興行収入を記録。観客動員230万人、興行収入34億円を突破したことが21日に発表された。
原作者・青山剛昌氏によるコミックスが107巻を超え、全世界で累計発行部数2.7億部を突破、TVアニメシリーズも放送1100回を超えるなど、勢いがとどまることを知らない『名探偵コナン』。原作30周年を迎えた去年公開された劇場版27作『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(100まんドルのみちしるべ)』は、興行収入158億円を突破、シリーズ史上最高興収を更新するという前代未聞の記録を達成した。
そんな劇場版最新作となる第28作目『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』が、18日にコナン史上最大規模となる全国522館(IMAX 55館、4DX 62館、MX4D 12館、Dolby Cinema 9館を含む)で公開。
公開初日から3日間の興行収入は、シリーズ歴代No.1ヒット作である2024年公開・劇場版27作目『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(興収158.8億円)対比で102%を記録。ゴールデンウィークに向けて、今までの記録更新も狙える大ヒットが期待されている。
さらに、この大ヒットへの感謝を込めて、27日にTOHOシネマズ梅田で行われるティーチイン付き舞台あいさつが、全国354館でライブビューイングも実施されることが決定した。
本作の舞台は、長野県・八ヶ岳連峰未宝岳。長野県警の大和敢助が雪山で“ある男”を追っていた時、不意に何者かの影が敢助の視界に。気をとられた瞬間、“ある男”が放ったライフル弾が敢助の左眼をかすめ、大きな地響きとともに雪崩が発生。そのまま敢助を飲み込んでしまう。10か月後。国立天文台野辺山の施設研究員が何者かに襲われたという通報を受け、雪崩から奇跡的に生還した敢助と、上原由衣が現場へ駆けつけた。事情聴取のさなか天文台の巨大パラボラアンテナが動き出すと、負傷し隻眼となった敢助の左眼がなぜか突如激しく疼きだす。
その夜、毛利探偵事務所に、小五郎の警視庁時代に仲の良い同僚だった“ワニ”と呼ばれる刑事から電話が入った。未宝岳で敢助が巻き込まれた雪崩事故を調査しており、事件ファイルに小五郎の名前があったという。後日会う約束を交わした小五郎にコナンもついて行くが、待ち合わせ場所に向かっていた途中、突然響き渡った銃声。果たせなかった約束と、隻眼に宿った残像。氷雪吹き荒れる山岳で、白き闇の因縁の幕が切って落とされる。
