PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社)は17日、今年還暦を迎える1960年生まれの男女を対象に「2020年の還暦人に関する調査」をインターネットリサーチで実施し、集計結果を公開した。(調査期間：6月25日～30日)

　全回答者(2000人)に、現段階の貯蓄金額(配偶者がいる場合は夫婦2人分)を聞いたところ、昨年と同様、「100万円未満」(20.8%)に最も多くの回答が集まった。

　その他、「100～300万円未満」(11.6%)や「500～1000万円未満」(12.0%)、「1000～1500万円未満」(11.9%)、「3000～5000万円未満」(9.9%)などに回答が集まり、平均額は3078万円だった。また、昨年話題になった“老後2000万円問題”に関し、貯蓄額が2000万円に満たない還暦人の割合をみると、64.8%だった。

　昨年の調査結果と比較すると、平均額は2019年2956万円→2020年3078万円と、122万円の上昇となった。

　また、全回答者に、生活費を除いて、自由に使えるお金(配偶者がいる場合は夫婦2人分)はひと月あたりいくらくらいあるか聞いたところ、「5万円台」(23.5%)に最も多くの回答が集まり、平均額は5万6356円だった。「5万円未満」の割合をみると、50.9%と半数を超えた。

　一方、全回答者に、還暦に見えないくらい容姿が若いと思う同年代の有名人を聞いたところ、宝塚歌劇団出身で華やかな印象の女優・黒木瞳がダントツ1位に。以降、浅野ゆう子、真田広之と続いた。

　そして、自身が20代～30代の頃にハマったトレンディードラマを聞いたところ、明石家さんまと大竹しのぶが出会うきっかけとなった恋愛ドラマである「男女7人夏物語」が1位になった。次いで、令和になってリメイク版が放送され話題となった「東京ラブストーリー」が2位。以降、3位「101回目のプロポーズ」、4位「男女7人秋物語」、5位「金曜日の妻たちへ3　恋におちて」が続いた。