TBS新ドラマ『キャスター』、主演・阿部寛の“思いが大変強い”作品に 番組P「いろんな阿部さんが見れる」

TBSは7日、同局で「4月期番組改編説明会」を開催した。俳優の阿部寛が出演を務める連続ドラマ『キャスター』(日曜午後9時)について、プロデューサーの伊與田英徳氏がドラマの企画内容を説明した。

TBS【写真:ENCOUNT編集部】
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阿部が日曜ドラマで主演を務めるのは6度目

 TBSは7日、同局で「4月期番組改編説明会」を開催した。俳優の阿部寛が出演を務める連続ドラマ『キャスター』(日曜午後9時)について、プロデューサーの伊與田英徳氏がドラマの企画内容を説明した。

 本作は、阿部が主演を包め、永野芽郁、道枝駿佑出演の完全オリジナルストーリー。「世の中を動かすのは真実!」という信念の男・進藤壮一(阿部)は、公共放送で社会部の記者として15年間キャリアを積み、その後報道番組のキャスターを務めていたが、民放テレビ局JBNの会長に引き抜かれ、視聴率低迷にあえぐ報道番組『ニュースゲート』のメインキャスターに就任した。生ぬるい報道体制を正すことが使命で、番組を正すためにやってきたと豪語する進藤は、「真実を伝える」ためには手段を選ばず、独自のルールで取材や調査を行い既存のルールはおかまいなし。圧倒的な存在感で周囲を巻き込んでいく型破りで破天荒な男が、新たな風を日曜劇場に巻き起こす。

 阿部が日曜ドラマで主演を務めるのは、今回で6度目となる。伊與田氏は、「阿部さんと一緒に面白いドラマやりたいねっていう話をしていく中で、阿部さんがやったことないことはなんだろうか……みたいなことを話していくうちに、キャスターやったことないよねって話になりました」と振り返った。

 さらに、「時代劇、遠山の金さんみたいに街に出て、いろんな人たちと触れ合いながら事件を掘り起こします。今回キャスターなので、スタジオでお裁きするみたいな、そんな番組はどうだろうかみたいな話を色々重ねていく中、このドラマが決まってまいりました」と説明した。

 そのため、「阿部さんの思いが大変強いんです。なので、いろんな場面でいろんなことを相談しながら、一緒にいろんなアイデアもいっぱいあおぎながらですね、一緒に作らさせていただいてますので、いろんな阿部さんが見れるんじゃないかと思っております」とアピールした。

 初回はある政治家さんが倒れ、そのきっかけで医療の闇に迫っていくストーリーが描かれる。2話は「スポーツ界の闇にメスをいれるような形になっております」と告知した。

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