お笑いコンビ・ヤーレンズが17日、ABCラジオ『ツギハギ～ヤーレンズのダダダ団！～』（月曜午後9時15分）に出演。売れっ子の証明として、この日からスタートした確定申告を初めて税理士に任せると明かした。

　2年連続で漫才日本一決定戦『M-1グランプリ』ファイナリストとなり、人気が完全に定着した。楢原真樹は「初めて税理士さんとお話しましたね」と打ち明けると、相方・出井隼之介は大笑いし「今年はね」と返した。楢原は「こんなやっぱ赤裸々に話すのは『ダダダ団』ぐらい」とサービストークとアピール。出井は「今年から確定申告も税理士さんにお任せするということで」と説明し、「ありがたい話ですよ」と口にした。楢原が「今まで本当に（丸腰の）“ステゴロ申告”だったからね、我々は」と言うと、出井も「大変だったもんね。“ステゴロ申告”だったから」と同調した。

　楢原は「大変だったのか否か、税理士さんに笑われたもんな。ホントに」と告白。出井は「（これまでは）所得が少ないからね」と話し、楢原は「所得少ないし、領収証なんかもないから、使うもんがないから」と同意した。出井が「そういうのを全部お任せしてね」というと、楢原は「いろいろ聞いたじゃん。『こういうことだったんですね』みたいな。みんなからそのウワサはふんわり聞いてて。『半分以上、もってかれるぞ』みたいな。おびえてたから」と振り返った。

　出井も「周りの先輩たちに脅されてた。『ありとあらゆる領収証取っとけ。ないと全部持ってかれるぞ』って」と明かし、楢原は「まず、そのシステムもよくわかってなくて。『持ってかれる』ってなんなんだって。『何が？』って。『持ってくほどねえよ』って思ってたんだけど、こっちは」と過去に触れた。出井は「こういうことだったんだなって」と話すと、楢原は「これは勉強になりましたよ」とインプットしたといい「こっから我々、高額納税者になっていきますよ」と宣言した。

　さらに、楢原が「サクセスストーリー。目標みのもんた」とぶち上げると、出井は「（納税額は）何億とかですよ、たぶん、みのさん」と推測。楢原は「みのもんた、すごかったでしょう。だって」とあえて高みを目指すとした。出井は「今思ったけど、納税額（を）発表してたってすごいよな」と、みのも首位になるなど常連だった“長者番付”について発言し、楢原は「昔すごいよ。住所載ってたんだもん。芸能人の住所載ってたってすごくない？」と仰天した。

「今考えたら。全部の個人情報。顔写真とかも載ってたでしょう、子供の。子供と一緒に撮ってる写真とかを（載せてた）。貴乃花とか有名だったけど、そういうことじゃない。すごいよ、昔の芸能人は」と感心。出井は「納税もいっぱいしてって、高額納税者を目指して頑張りましょうよ」と相方に呼び掛けた。

　出井が「コンビで受けたじゃない、（税理士の）お話を。まだ正式には出てないけど、『概算でこれぐらい税金が』みたいな」と話し、楢原は「領収証の枚数だから。『あなたがどれぐらい経費を使ったか』」と解説。出井は「結構、違うもんだね。コンビで」と笑うと、楢原は「すごいよ。だから、このコンビで言うと、私が高額納税者。すごい税金を」と明かした。

　出井は「すごい俺、お金かかってたね」といい、楢原は「あなた、タクシー乗りすぎなの、ホントに」と指摘。「あなた、普通に芸能人謳歌してるような感じするよ」と続けると、出井は「オレなんか全然よ。ほかの先輩見てたら思うじゃん。『あれ、芸能人ですね』って思うじゃん。タクシー乗ってるぐらいじゃない、俺なんか。結構、みんな使いますから。腕時計だ、車だ。そのときには改めて言ってよ、『あなた芸能人ですね』って」と要請。楢原は「何かそれが一歩な気がして」と話した。

　出井から「逆にあなたは何にも使ってないんですか？」と聞かれた楢原は、「何にも使ってないから。どこにも行ってないから、別に。どこにも行かない、ここにいるよ」と返答。「引っ越しも考えてるんだけど、全部決め手に欠けるっていうか」と近々の出費候補に触れていた。