タレントの明石家さんまが15日、メインパーソナリティーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』（午後10時）に出演。フジテレビの日枝久取締役相談役の自宅に「フジは停波しろ」と落書きがあったことについてコメントした。

　リスナーから“落書き事件”に関するメールが読み上げられる途中、さんまは「これこれ。怖いわ」と反応した。メールでは、過去にさんまと親交の深い長嶋一茂の自宅に“バカ息子”と落書きがあったことにも言及。当時、面と向かって一茂をそう呼ぶ人物がさんましかおらず、“さんまさんの仕業”と疑われたとした。さんまは「（一茂は）いまでも思うとんねん」と乗っかった。

　その後、さんまは「大きなニュースになってね。一茂の駐車場に赤で“バカ息子”って書いてあって、”朝、何だこれは？”と思ったらしいけど、“バカ息子？　さんまさんだ！　何時ごろ来たんだろうな”（って思ったみたい）」とネタにした。

「“バカ息子”は（現役時代の）阪神甲子園球場のヤジ」と元ネタを明かし、「要するに、あのときは6番か7番打ってたんか、一茂。“6番、サード長嶋”“よっ、バカ息子！”って言うて。甲子園球場が“バカ息子”“バカ息子”って、ヤジやで」と説明。「オレが（一茂が）テレビ（界）に来た時に、“お前、甲子園球場でバカ息子言われとったな”言うて、（一茂がクイズの）回答でボタンを押すと、“はい、バカ息子”って言うてた」と笑った。

　モーニング娘。’25・櫻井梨央から「それはもう（犯人は）さんまさんしかいないって思いますね」と言われると、さんまは「そう思いたいねんて。この犯人をちゃんと探すより、”さんまさんが書いたと思い込みたい”って言うとった、本人は」と打ち明けた。「でも、テレビで言ってたのはオレだけやからね、“バカ息子”って。そういうのもあったなあ」と回想。

　日枝氏宅の落書きの話に戻ると、「いろいろやりよんねん。日枝さんのとこもそういうことをされて。自宅はかわいそうやな。フジテレビにまだすればねえ…フジテレビもあかんけど、落書きは。いろんなとこへやるヤツがいてんねんなあ」と気遣った。