鈴木おさむ氏が放送作家を辞めたワケ まさかの“本音”にMCツッコミ「やめてくれよ!」
元放送作家の鈴木おさむ氏が22日、TBS系『人生最高レストラン』(土曜午後11時30分)に出演し、放送作家引退の理由を明かした。

TBS系『人生最高レストラン』に出演
元放送作家の鈴木おさむ氏が22日、TBS系『人生最高レストラン』(土曜午後11時30分)に出演し、放送作家引退の理由を明かした。
現在52歳の鈴木は、19歳のときにタレント・山田邦子のラジオ番組を手伝う形で放送作家のキャリアをスタート。数々の人気番組を手掛ける中、23年10月、24年3月をもっての放送作家引退を発表した。
これについて、MCの極楽とんぼ・加藤浩次が「仕事を3分の1にすればいいじゃん。その3分の1で『やりたいことをやる人生でよくない?』って思うんだけど、スパッて辞めるじゃないですか。なんなの、それ?」と切り込むと、鈴木は「1番はちょっとこう、アドレナリンが出にくくなったっていうのがあって……」と発言。「このままやっててもいいのかな……って思って。それだったら、もう本当に『0:100』だなって思って……」と語った。
アドレナリンが出なくなった理由に関しては「テレビにおいていうと、中々コンプライアンスも厳しいですし……」と述べ、「自分の中で、テレビをやっても“成立させる方”にずっと動いていた」と説明。加藤が「なるほどね。面白いって方じゃなくて成立って方にね」と納得すると、鈴木は「年齢もそうだし。成立させたいと思ってやっていることが、果たして本当にいいんだろうか」と悩んでいたことを告げ、「52(歳)で辞めたんですけど、あと10年、今辞めたら新しいことにチャレンジできるんじゃないかって思った」と続けた。
加えて、「辞めるときに振り返ってみたら、楽しいと思ったこと、1回もなかったなと思って…」とも告白。加藤が「やめてくれよ! 今から放送作家目指してるコたち、大変だぜ」とツッコミを入れると、鈴木は「うれしいはありますよ。感動とか興奮はあるんですけど、楽しかったなと思ったことは1回もなかった。ただただツラい……」と振り返った。
