「うちのスタジオ・イベントスペースでは格闘技に関わるイベントの全てを使用禁止にします」。新木場のスタジオ「スタジオ フラム」のオーナーであるAki Kurosawa氏の怒りと落胆のX投稿が話題になっている。

　Aki氏は「1つ残念なお知らせを致します」とXを更新。「うちのスタジオ・イベントスペースでは格闘技に関わるイベントの全てを使用禁止にします」と続けた。

　理由について「警察が来てもイベント運営は警察とバトり、ゴミやタバコをその辺に捨てまくる、立ちションしまくるわ、もう散々です。徹夜でうちのスタッフが掃除します。格闘技自体は撮影にも関わることがあるので好きでした。もう一生観ませんし、撮影の仕事も全て断ります」とつづっている。

　一部の格闘技イベントでは大会終了後の会場でゴミが散乱、トイレは便器のなかでされず、びしょびしょになっていることが多々ある。個室からは電子タバコの吸い殻も出てくるなど“治安”が最悪となっている。

　Aki氏はスタジオの被害の状況をツリー形式にしてポスト。「永遠にタバコが出てきました。数店先のテナントまでタバコ落ちてます」「何よりムカつくのが、マウスピースとか歯とか血付きのティッシュとかをありとあらゆる所に放置されてたことです。もう殴るな、戦うな。せめて消えてくれ」「近隣テナントのガレージに立ちションして酒盛りした上、ゴミ放置してた奴がいるようです。高圧洗浄機持って出動します」と後始末に追われていることを明かしている。

　そして最後に「我ら新木場スタジオフラムは、今後一切、格闘技イベント全般(有観客イベント)に関するご利用をお断りいたします」と方針をつづった。

　一連の投稿にユーザーからは「コンプラ以前に常識疑いますね」「地下格観に行った時、観客のマナーの悪さが酷すぎてもう行かないって思ったな」「この使い方はひどいな」「格闘技界のここら辺本当に嫌い」「結局チンピラは、淡々と追い出されて居場所無くなるって事ですね」などの声が寄せられている。