お笑いトリオ・森三中の大島美幸が29日、都内で行われた『天国ゆきのラブレター』の出版記念トークショーに、24時間マラソンの指導者として知られる坂本雄次トレーナー、徳光和夫とともに出席。夫・鈴木おさむとの結婚秘話を語った。

　大島は、2002年に放送作家の鈴木と交際0日で結婚。6年間文通していた坂本夫婦とは対極であることに、大島は「（文通）してみたかったですね。お互いの心を裸にして、全部わかって結婚されたじゃないですか。理想ですよね。私は何もわからず結婚しました」と憧れ、「電話番号も前日に知りましたから。相方の村上（知子）がおさむさんの電話番号知っていたので『『どこに集合したらいいでしょうか』って伝えてくれる？』って。そしたら『自分でいいなよ』って。だから、前日に電話番号教えてもらったんです」と明かした。

　25年で結婚24年目となる大島夫婦だが「円満にやっています。まだまだ大丈夫です。楽しくやっています（笑）」とにっこり。この日は、著書のタイトルにちなみ、夫に向けて一言ラブレターを書く場面もあった。大島は「イラッとしたり、ムカついたりしてしまうけど、それは愛情です！」と想いを伝え、「53歳になって怒られることないでしょって。きょうで言うと『お風呂の鏡の水滴を取れ』って5年言ってるです。2度しか取ったことないんですよ。鏡ってカルキがあるから取らないと5万くらいかかるんです。それが嫌だって言ってるのに、全然やってくれないんです」とぼやいた。

　24時間マラソンは、チャリティー番組『24時間テレビ』（日本テレビ系）の恒例行事。坂本トレーナーは同企画の立ち上げから携わり、数々の著名人のトレーニングを担当してきた。24年3月に亡くなった妻・節子さんとの出会いは15歳のとき。同作では、それから2人の間でかわされた339通もの手紙とともに、61年間の夫婦生活を振り返っている。