SKY-HIがCEOを務めるBMSG初のガールズグループオーディション『No No Girls』の第16回『Ep.16/ Final Round -We are No No Girls-』が、BMSGのYouTubeチャンネルで24日に配信された。今回は最終審査に向けて準備する様子が放送された。

　同オーディションはプロデューサーにラッパーでシンガーのちゃんみなを迎え、「身長、体重、年齢はいりません。ただ、あなたの声と人生を見せてください」というメッセージでスタート。11日に神奈川・Kアリーナ横浜で最終審査『No No Girls THE FINAL』が開催され、KOHARU、JISOO、CHIKA、NAOKO、MAHINA、MOMOKA、YURIの7人が『HANA』としてデビューすることが決定した。

　最終審査に向けた準備期間では、バンドリハーサルやこれまでに審査に挑んだ20人のメンバーも参加した練習が行われた。ダンサーも加わった大人数の前で最終審査楽曲を披露したファイナリスト10人は、現場の空気感に圧倒され緊張してしまう。そんな様子を見たちゃんみなは10人を集め、「人が多ければ多いほど緊張する。みんなにわざと言うけど、（Kアリーナ横浜の）お客さんは2万人いるけど、5万人の応募があった。あふれ返ってる」と伝えた。「でも、心配しないで。みんな味方。来てくれている人みんな味方。だから大丈夫。今まで準備してきたものは、ステージがものを言うから大丈夫」と安心させた。

「（本番までに）心配事をできるだけなくすのが、みんなの課題。みんなが準備してきたことを精一杯出す。言われたこと、練習不足だなと自分が思うところを、しっかり消化していくと集中してできる」と語り、「楽しめっていうことではないんだけど、楽（らく）ではあってほしい。『楽しい』という漢字と、『楽（らく）』って漢字は一緒じゃん。楽でなきゃ、リハーサルでできていたものも出せなくなっちゃう。楽でいるためには心配事を減らして、『大丈夫、大丈夫』って、事実的に大丈夫にしていく。自分の目で『大丈夫だ』というのを見る」とアドバイスした。

　さらに、「ここから先、SNSは見るな」と伝え、「今日から先、来るコメント・DMは見ないで、自分とだけ向き合って。ヒーリングして『大丈夫』と（整える）。集中して。みんなならできるよ。Let’s go！」と、メンタルを安定させるためにSNSを禁止にした。

　また番組終盤では、『HANA』としてデビューが決まった7人が抱負を語った。CHIKAは、「今応援してくれている方々は、私たちに『Yes』と言ってくれ方々。世界はまだまだ広いですし、『No』と言われることがなくなることはないと思けど、私たちの音楽を聞いてくれている方々が、私たちからの『Yes』を受け取ってくれるようなグループになりたいと思います」と意気込んだ。NAOKOは「私たちが歌う・踊るものは、絶対に“みんなの味方”でありたいなと思います」と語り、JISOOは「いい音楽をやりたいし、たくさんの方々の心に長く残れる音楽をやりたい。個人的に、韓国でも活動したいなと思います」と明かした。

　YURIは「つらいこともあると思うんですけど、それを乗り越えられる仲間だと思っているので、楽しく音楽を届けて、命をかけて人に伝えられたなと思います」と目標を語った。MOMOKAは「（花が）咲けずに、ずっと閉じこもっている人もいると思うんです」と思いをはせ、「そういう子たちの花を全力で（咲かせたい）。どんな形でも、きれいじゃなくてもいいですし、がんばってがんばって、崖の上から咲くならそれでもキレイですし、そういった意味で、みんなが花を咲かせられるような音楽を作れるアーティストになりたい」と夢を語った。

　KOHARUは、「見ている人の人生を変えてしまうほどの爆発力といいますか、影響力のあるパフォーマンスが毎度毎度できればいいと思います。『今までにこんなに心揺さぶられるチームはいないよね』っていうチームになりたいです」と意気込み、MAHINAは「お客さんをたくさん笑顔にして、時には感動させたりできるようなグループになりたい。たくさんみんなでお話して、もっともっとみんなの知らない部分まで知りたいなと思いました」と語った。