渡邊渚さん、『PTSDの人間がグラビアやれるわけない』に反論「抵抗感がありません」 古巣フジ会見の3時間後にSNS投稿

昨年8月末にフジテレビを退職した元フジテレビアナウンサーの渡邊渚さんが17日午後8時、インスタグラムを更新し、1月29日発売のフォトエッセイの表紙を公開した。薄いブルーのワンピース姿で微笑む渡邊さんの画像をベースに、タイトルの「透明を満たす」が記されている。

渡邊渚さん【写真:荒川祐史】
渡邊渚さん【写真:荒川祐史】

29日発売 初フォトエッセイのタイトル発表「透明を満たす」

 昨年8月末にフジテレビを退職した元フジテレビアナウンサーの渡邊渚さんが17日午後8時、インスタグラムを更新し、1月29日発売のフォトエッセイの表紙を公開した。薄いブルーのワンピース姿で微笑む渡邊さんの画像をベースに、タイトルの「透明を満たす」が記されている。

 そして、自らの言葉で同書を説明している。

「私としては、写真集やフォトブックではなくく、“フォトエッセイ” であることにこだわっています。5万字超の全編書き下ろしです。信頼できるスタッフの方々のお力で、素敵な写真になりました。時々、『PTSDの人間がグラビアをやれるわけがない』と言われますが、私は病気になるずっと前からグラビアページに出ていたので、こうして写真を撮られることに抵抗感がありません」

 その上で「むしろ病気によって“できない”と決めつけるのは、他者にも自分自身にもしたくないことなので、こうして挑戦しています。いろんな考えがあるかと思いますが、私は誠実にこの本と向き合って作りました。今伝えたいことは、すべてここに、嘘偽りない言葉で書き残したので、それが皆さんに届くことを願っています」とつづっている。

 渡邊さんは慶応大経済学部を卒業後、2020年4月にフジテレビに入社。23年6月に体調を崩し、7月から長期の入院生活に入った。24年8月末で退職。1か月後の10月1日、PTSDを患っていたことを公表した。また、11月16日に配信したENCOUNTでの単独インタビューでは闘病生活を振り返り、「正直に言うと、会社も関係するトラブルがありました」「病名を言えなかったのは、会社から止められていたからです」「PTSDになってからは、特定の食べ物とかを見るとそのトラウマを思い出していました」などと話していた。

 なお、この日は古巣のフジテレビ・港浩一社長が「記者クラブ限定」で緊急記者会見。生中継、生配信もNGとした上、多くの質問に対して回答を控えるなどして、さらなる批判を受ける状況になっていた。渡邊さんのインスタグラム更新は、会見が終わってから約3時間後のことだった。

次のページへ (2/2) 【写真】渡邊さんが公開したフォトエッセイの表紙
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