お笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃんが15日、テレビ東京系『あちこちオードリー』（水曜午後11時6分）に出演し、SNSとの向き合い方について言及した。

　クロちゃんは、2011年よりツイッター（現X）を開始。現在もこまめに更新を続けている。だが、過去には「歩いて帰るしんって言ってタクシーに乗った」「筋トレするって言ってダンベル持った写真撮って（SNSに）上げてしなかった」などを理由に大炎上。クロちゃんは「誰を傷つけたんだろう」と首を傾げたものの、こういった投稿を機に「殺害予告みたいなのがめちゃくちゃ来た」という。

「どうしていいか分からなくなった」と悩んだクロちゃんは、以来、「とりあえず、来てるやつになるべく目を通した」。結果、「意外と芯食ったことは言ってない」ことに気付き、たとえば「芸能界やめてください」とのコメントには「心の中で『だったら責任とってくれるんですか』とか、そんな感じのことを書いていた」うち、「文句を言う人はもちろん、文句を言いますけど、逆にちょっと好きになる人も出てきた」そうだ。

　実際、大阪のパチンコ屋さんでのイベント時、「私、クロちゃんのツイッターに辛辣なこと書いてるよ」というおばさんが会いに来たとのこと。クロちゃんは「ホントですか？」と笑いながらチェックしたところ、「3本の指に入るくらいのゲロゲロの悪口を言ってた。刺されると思った」そうだが、そんなおばさんは「差し入れを持ってきた」という。

　気になる中身は、「（SNSで）グミを食ってたりしたからグミとか、部屋が汚いからっていうんで、部屋を掃除するもの」など。その中にはリップクリームもあり、これにはクロちゃんも「前日に言ってはいないですけど、唇をけがしていた。それを見てたぶん入れてくれてる。あの人アンチじゃないんだ」と感じたそうだ。

　このエピソードに共演者たちが「すごいなぁ」「意味が分かんない。熱烈なファンじゃん」などと驚くと、クロちゃんは「いろいろ経てみると、やっぱり興味を持ってるから大好きになる人もいる」と持論を展開。「続けることが大事だなって思った」とも続け、MCを務めるオードリー・若林正恭を「実際にアンチの人と会話したっていう話は初めて聞いた」とうならせる場面もあった。