格闘技イベント「RIZIN」は22日、都内で「RIZIN DECADE」（31日、さいたまスーパーアリーナ）の第2部「雷神番外地」の追加対戦カード発表記者会見を行った。朝倉未来と榊原信行CEOが出席。未来がプロデュースした6試合が新たに発表されたが、やはりというべきか乱闘寸前の事態が発生した。

　もっとも会場が騒然となったのは会見終了後だ。“未来軍”の冨澤大智が、“BLACK ROSE軍”の篠塚辰樹に歩み寄ると、何やら言葉を向けている。そして“乱闘”が発生しそうになった瞬間、関係者が慌てて割って入り、2人は引き離された。一般のファンで埋まった会場は騒然とした雰囲気なった。

　冨澤は三浦孝太との対戦が決まっているが、昨年の大みそかには篠塚に敗れていた。会見中も篠塚は冨澤を一蹴。不穏な空気が漂っていた。

　この日、発表されたのは以下の6カード。※左が“未来軍”、右が“BLACK ROSE軍”

・五明宏人―赤田プレイボイ功輝（RIZIN MMAルール：5分×3R 66kg）
・安井飛馬―黒薔薇くん（鈴木博昭）（RIZIN MMAルール：5分×3R 66kg）
・YURA―朝久泰央（RIZINキックボクシングルール：3分×3R 66kg）
・冨澤大智―三浦孝太（RIZIN MMA特別ルール：5分×2R 63kg）
・野田蒼―篠塚辰樹（RIZINオープンフィンガーグローブキックボクシングルール：3分×3R 58kg）
・細川一颯―宇佐美正パトリック（RIZINオープンフィンガーグローブキックボクシングルール：3分×3R 77kg）