【光る君へ】柄本佑が最後に感じた道長とまひろの関係「母と子みたいな雰囲気」

俳優の柄本佑が15日、藤原道長を演じたNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)について、ドラマの公式ホームページ(HP)で役への思いなどを明かした。公式HPには「君かたり」という企画があり、注目シーンなどを撮り終えたキャストが現場で撮影シーンや演じる人物への思いを明かしている。この日は最終回が放送された。

道長を演じた柄本佑【写真:(C)NHK】
道長を演じた柄本佑【写真:(C)NHK】

最終回で道長が危篤に

 俳優の柄本佑が15日、藤原道長を演じたNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)について、ドラマの公式ホームページ(HP)で役への思いなどを明かした。公式HPには「君かたり」という企画があり、注目シーンなどを撮り終えたキャストが現場で撮影シーンや演じる人物への思いを明かしている。この日は最終回が放送された。

 まず道長を演じ切った感想を語った。

「不思議な感じです。終わった気がしない。本当にこの生活が基本だったから、それが無くなると、どんな感じなんだろうみたいな、まだちょっと今後が想像つかない感じです。別に燃え尽きたという感じもしないです(笑)。なんか不思議な感じですね。1年半やっているって、こんなに一つの役を長くやるって初めてだったし、チームで1年半やるっていうのも初めてだったけど、終わったんだなという実感がまだわいてこないですね」

 まひろと道長の関係にも言及した。

「最後、(物語を)読んでもらっているところなんかは、なんか母と子みたいな雰囲気があって、やりながらも道長さんが子どもになっていくような感じは受けましたけどね。最後の関係というところでいうと。ソウルメイトから始まり、仕事仲間となり、編集と作家みたいな関係にもなり、そこから最後はお母さんと子どもみたいな感じになって、いろんな形に変容していった関係がねっていう気がしていますね。でも何だろう……いろんなことがあって、いろんなことになったけど、最終的なことでいうと、やっぱり運命的に結ばれた2人だったのかなっていう感じはしますね。それをソウルメイトというのかも分からないけれど、偶然に出会わされたというよりは必然で出会うようになっていたみたいな気がします。そんな関係だったんじゃないかなと」

 撮影を振り返った言葉も。

「自分からすると甘えてばっかりで、頂いているばっかりでっていうふうな印象ですけどね。いがみあうこともなく、でも別にそれは緊張がないっていうことじゃなくてね。変なぶつかり方みたいなとかなく、本当に穏やかで朗らかな現場だったなっていうのは、僕はものすごく助かりますね。そういう現場って」

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