俳優の山崎賢人が9日、都内で行われた「ELLE CINEMA AWARDS 2024」で、今年目覚ましい活躍を遂げた男性に贈られる「エル メン賞」を受賞し、喜びを口にした。

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　山崎は今年、映画『キングダム 大将軍の帰還』をはじめ、『陰陽師0』、『ゴールデンカムイ』など、いずれの作品で主演を務めヒットを連発。特に『キングダム 大将軍の帰還』は、シリーズになると成績が下がるというジンクスをはねのけ、シリーズ4作目で約80億円という興行成績を打ち立てるなど充実の1年となった。

　山崎は「すてきな賞を今回頂けて感謝しています。『キングダム』は自分にとって大切な作品なので、それで賞を受賞できたことはうれしく思います」と笑顔を見せると、作品の大ヒットに「この映画は4作目。7～8年前から第1作目が始まって、自分の人生と共に歩んできた映画。最高のチームと最高の作品を作れて、1つの集大成になりました。そういった作品をたくさんの人に愛してもらえて嬉しいです」と破顔していた。

　また、2025年の目標を聞かれた山崎は「毎年新たな人や作品と出会えています。2025年は、30歳になった節目の年でもありますので、これからも楽しみながら頑張っていきたいです」と抱負を述べていた。

　ファッション雑誌『ELLE』が主催する「ELLE CINEMA AWARDS」は、文化人やジャーナリスト、エル・エディターなどの投票によって、その年に公開された映画の中からベスト映画「エル シネマアワード」をはじめ、その年目覚ましい活躍を遂げた男性に贈る「エル メン賞」、日本の映画界で輝く女性に贈る「エル ベストアクトレス賞」など個人賞を選定する。

・「エル シネマアワード」…『哀れなるものたち』
・「エル メン賞」…山崎賢人（『キングダム 大将軍の帰還』）
・「エル ベストアクトレス賞」…河合優実（『ナミビアの砂漠』『あんのこと』）
・「エル・ガール ライジングスター賞」… 萩原利久（『朽ちないサクラ』）、桜田ひより（『バジーノイズ』『ブルーピリオド』）
・「エル ベストディレクター賞」…山中瑶子（『ナミビアの砂漠』）
・「FENDI賞」… 仁村紗和（『ラストマイル』『SHUT UP』）
・「話題賞」…アンナ・サワイ（『SHOGUN 将軍』）

※山崎賢人の「崎」の正式表記はたつさき