俳優・南沙良が24日、主人公・まひろ（吉高由里子）の娘・賢子を演じるNHKの大河ドラマ『光る君へ』（日曜午後8時）の第45回について、公式ホームページで思いを明かした。第45回では賢子が宮仕えを始める流れなどが描かれた。公式HPには「君かたり」という企画があり、注目シーンなどを撮り終えたキャストが現場で撮影シーンや演じる人物への思いを明かしている。

　まずは宮仕えを決意した賢子の心境を推察した。

「母上のことを尊敬できるようになったからというのは大きいと思っていて、おじじさま（為時）が出家するという話をなさっていた時に、初めて自分が宮仕えをするかもしれないっていう意識を多分、持ったと思うんですけど、純粋にこの先のことを考えてどうするべきかっていう決断かなと思います」

　第45回では実際に宮仕えが始まるシーンもあった。

「今日のシーンは多分、ずっと賢子なりにすごく緊張していて、でも賢子の強気な部分というか、緊張しているけど、それをあまり出さずに笑顔で頑張っている姿が見られるんじゃないかなと思います」

　藤原彰子についても言及した。「あんなに偉い方が下に来て言葉をかけてくださってという、多分、すごく賢子は驚いたと思うし、すごく感動したと思うんですけど。すごく温かい方でこの人についていこうというふうに賢子は思ったんじゃないかなと思います」。

　またこれからの賢子についても推察した。「多分、そこまで目指したりとか何かを深く考えたりはまだしていないと思うんですけど、それでも母上がどれだけすごいことをしてきたかっていうのを、今日のシーンで、横ですごく感じることがたくさんあったので、多分、母の背中を見習ってじゃないですけど、自分なりに一生懸命、精いっぱいやるんじゃないかなとは思います」。