俳優でボーカルダンスユニット・M!LKメンバーの佐野勇斗が22日、都内で行われた『六人の嘘つきな大学生』完成披露舞台あいさつに、浜辺美波、赤楚衛二、山下美月、倉悠貴、西垣匠、メガホンをとった佐藤祐市監督と共に登壇。誰にも明かしていない“告発”をした。

　2021年に刊行されて現在までに累計65万部を突破している浅倉秋成氏による小説『六人の嘘つきな大学生』は、就職活動を舞台に6人の登場人物の裏の顔が巧みに暴かれていく“密室サスペンス”要素と、それぞれの暴かれた嘘と罪の真相を検証しながら自らの人生と向き合っていく“青春ミステリー”要素を掛け合わせ、圧倒的クオリティーかつ怒涛（どとう）の伏線回収で人気を博しており、実写映画化された。

　何者かによって置かれた告発文により、次々と6人の“嘘と罪”が明らかとなる本作。イベントでは出演者へのサプライズとして、スタッフから“初公開の裏の顔”が書かれた告発文が届くことに。

　それぞれが届いた告発文を読むなか、緊張の面持ちで開いた佐野の告発文に書かれていたのはまさかの“特になし”。会場からは笑い声が上がる中、1人だけまさかの結果に佐野は「嘘でしょ!?　やばいって！　うちのマネージャー！」とツッコミを入れる。

　こうなった理由について、スタッフからは佐野がインスタライブやYouTubeでファンに日常の出来事や素の姿を常にすべてと言っていいくらい披露しているからこそ「告発できるエピソードが見当たりません」とのメッセージが寄せられるが、佐野は「僕みんなについてる嘘ありますし！」とまさかの自ら嘘の告発を申し出る。

　佐野は「Xはじめました」と報告。続けて「1か月半前からやってるのに、1か月半フォロワー0」とまさかの告白。「『これ、芸能人のアカウントです。誰でしょう？』って話題になるかと思ったら全く話題にならなかった。名前は違うんだけど、『EBiDANのメンバーです』とか『髪金髪にしました』とか……。今日とかも『今日映画公開です』って書いたけど、誰にもバレてない。すごく寂しかった」と胸の内を明かし、「探してみてください」と呼びかけた。